現在も続いている中国の反日運動が大変です! 中国や韓国は反日リスクを 抱え、日本料理店が
襲われるケースもたびたびです。 こんなカントリーリスクがあると、出店に躊躇しますよネ。
(昨日からの続きです)
親日感情はとても大切です。 日系外食チェーンは これまで、中国市場に目を 向けてきましたが、
リスクを 考慮し、約6億の人口を 持つ東南アジアにも 益々 本腰を 入れ始めるようになるでしょう。
折角 出店したのに 反日運動で襲われたりしたら、堪ったもんじゃありませんものねぇ~
<大きくなった中国の反日デモ…>
そう考えると、東南アジアの中でもタイのような親日的な国々の方が良いし、商売もし易いでしょう。
また 今年の7月に、バンコク中心部のショッピングセンターに海外1号店を オープンさせたラーメン
チェーン店を 展開する幸楽苑 (福島県) は、こんな事情で中国からタイへと出店を 切り替えたとか。
昨年 中国へ進出を 検討していましたが、既に 商標が登録されていた為に断念し、東南アジアへの
足掛かりとして、タイ進出に変更したんです、って! 中国は こんな問題もリスクにありますものねぇ~
<タイの幸楽苑はこれからですなぁ~>
読売新聞に タイの主な日系外食チェーンの店舗数が掲載されていました。
店舗名 料理 進出年 店舗数
8番ラーメン ラーメン 1992 97
大戸屋 定食 2005 36
やよい軒 定食 2006 54
モスバーガー ハンバーガー 2007 7
平禄寿司 すし 2007 5
CoCo壱番屋 カレー 2008 19
すき屋 牛丼 2011 7
吉野家 牛丼 2011 6
丸亀製緬 うどん 2012 4
牛角 焼き肉 2012 2
幸楽苑 ラーメン 2012 1
どうです? こうして列記してみると、最近の進出は 凄いでしょ!
<すき屋も すでに 7店舗だしているんだ!>
進出しているだけではありませんヨ。 日本食は、タイの食習慣さえも 大きく影響を 与えています。
タイ人は牛肉を 食べる習慣は余りありませんでしたが、吉野家などの牛丼や焼き肉の牛角の出店に
よって 牛肉を 食べる人が増えているようです。 牛角の利用客なんぞは、4割がタイ人とか。
また 日本のラーメンも好まれるようになり、幸楽苑の利用客の約8割がタイ人だそうですヨ。
この幸楽苑のラーメンの値段は、もちろん 味は日本と同じで 定番の中華そばで99バーツです。 タイの
庶民的なラーメンの約3倍になるかな … これでも 週末は開店から閉店まで、お客が途切れないとか。
<タイの食文化も変えている牛角…>
いや いや 驚きますネ。 ただ、最近では 「2日に1店舗が開店し、5日に1店舗が閉店する」 と
言われており、この二年間で158店の日本食店が撤退したそうです。 厳しいですよねぇ~
多くは個人店で、この大手資本のチェーン店の出店攻勢の影響のようです。 これからは、味・値段・
ソフト面など 余程の差別化がないと やっていけませんネ。 いや いや 大変です!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます