82歳の誕生日を迎えられたプミポン国王、たいへんな犬好きでも有名です。
プミポン国王が野良犬の収容施設を視察の時にもらってきた犬を “トンデーン” と名づけて 「外国から
高い犬を輸入しなくても、国内でも素敵な犬が沢山いる」と可愛がり、6年・7年前でしたか、この愛犬と
王様との心温まる交流を描いた本がベストセラーになり、野良犬ブーム? になったとことがあります。
< トンデーン物語(The Story of Tongdaeng)は、タイ語と英語で書かれ一冊149バーツで、65万部の
ベストセラーとなる。 因みに “トンデーン” とはタイ語で銅のこと >
挙句の果てには、トンデーンのTシャツまで製作され これも行列を作って一人2枚までの購入制限が
あったほど、とか・・・ そりぁ~ そうでしょう、全国民が敬愛するプミポン国王が出した本です!
Tシャツですモノ! 買わなきゃ~ 非国民と呼ばれてしまいます! (笑)
そんなこともあって、野良犬施設への補助金を増やしたり、国民が第二のトンデーンを求めて、野良犬に
食物までを与えて可愛がったりと・・・ タイに野良犬が多くいるのは、こんな理由もあるんですネ。
全土で30万匹、バンコク市だけで15万匹はいるだろう、と言われる “野良犬天国” になっています。
日本の読者の皆さん、訪タイすると観光地でもお寺でも 野良犬が多くいるとお感じでしょ。
プミポン国王も こんな状態を放っておくばかりではありません、03年には 王族の避暑地ホアヒンに、
敷地面積20ライ(1ライ=1,600㎡)の野良犬保護施設を建設されました。 現在 この 「ホアヒン・
ドックシェルター」(寺内) には、約1,600匹の犬が飼育されている、云われています。
この7月には、同じくホアヒンで 「野良犬保護基金」 を立ち上げる為100万バーツを寄贈されていますネ。
なんでも この100万バーツは、国王の愛犬 「トンデーン」 のTシャツ販売などの売上金だとか・・・
なるほど、こんな所に売上金を役立てているワケですネ… …
ホアヒンのある県知事が議長を務める 「野良犬保護基金」 は、王室局、カセサート大学動物病院、
政府諸機関により組織されているそうですが、国王は各関係者に 更なる野良犬保護活動に取組むことを
希望されていると、聞き及んでいます・・・ こんなに国王に愛されて タイの野良犬は幸せモンです!
< おい! ここはゴルファーが休む場所だぞ! >
タイの野良犬は、こんな事情を知ってか、知らずか、 実に堂々と、図々しく振舞っています。
タイの人は、飼い犬でも野良犬のように放し飼いにしている場合があるモンですから、尚更に野良犬が
多くいると感じます。 更に国王を見習って、毎日 犬に餌を与える者がおりますので 益々 犬たちは
つけ上がります。(笑) ある場所では 餌を与えるだけで糞の処理などしませんから困ります。
野良犬については、結構 問題も多々あるようですヨ、 (明日に続きます)
プミポン国王には、是非 「犬の飼い方」 も指導して戴きたいモノです。
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