日本では、犬が吠える時は “ワン、ワン” って言いますが、タイでは何と表現するかご存知ですか?
“ホン、ホン” と言うんですヨ。 日本語の 「本」 を早口で言ってみて下さい。 タイの犬の鳴き声に
聞こえてきますから・・・ タイで犬の鳴き声を聴いてみると、確かに ホン、ホンって鳴いています。
面白いですネ、犬の吠え方まで ところ変われば品変わる です。(笑)
さて、野良犬を放っておけば問題も多々起きます、一番の問題は狂犬病でしょうか?(昨日からの続き)
タイでは狂犬病で昨年9人、今年の1月~10月では既に22人が死亡しています。昨日のブログで、
野良犬が全土に30万匹、バンコク市だけで15万匹はいるだろう、と書きましたが、その倍以上はいる
という声も聞きます。 10月~1月は、犬が発情期を迎えると云いますから、犬にかまれないよう注意を・・・
観光客も野良犬を侮れませんヨ。 数年前にフィリピンで噛まれた日本人が帰国後亡くなっていますネ。
バンコクの街中でも、どこでも 可愛いからといって手など差し出さない方が無難です。
バンコク都庁では、捨て犬対策と野良犬削減の一環として、数年前から飼い主の情報が入った
「マイクロチップ」 を埋め込む登録を義務付けた条例を発効させています。
チップが無いと捕獲の対象となり、チップの埋め込みをしないと飼い主に5,000バーツの罰金、
チップ犬を放し飼いにすると7,000バーツの罰金を科する、というルールがありましたが、その後
徹底されているんでしょうかネ?
昔から タイの犬には、飼い主がいる犬、お寺の犬、道ばたの野良犬、の三種類に分けられました。
寺の犬と云うのは、飼い主の犬が増えて困ると寺に預けるというか、寺に置いてしまう犬のことで、
仏典に 「生き物をむやみに殺生はしない」 という戒律を知ってか、飼い主も安心なんでしょう。
また 昔は、タイの田舎では食べ物減らしで、養いきれない子供を寺に預ける習慣があり、 “ネーン” と
呼ばれる見習い小坊主が多くいました、 まさしく同じやり方で寺に犬を預けるのかも知れません。
さて そこで、プミポン国王の愛犬となった幸運な野良犬、トンデーンのお陰で、飼い主犬と野良犬の
中間に位置する 「地域犬」 と呼ばれる産物が生れました。国王を見習って、近くにいる野良犬に餌を
貰えたり、可愛がったりしますので その野良犬はその地域から離れず、「地域犬」 の誕生と相成ります。
地域犬は、毎日の食事が確保できますから、そこから離れず そこが生活の拠点となります。繁華街の
狭い歩道でも、人間を気にせず体を投げ出して偉そうに寝ている犬、それは「地域犬」です、きっと!
なんでもタイでは、野良犬を放し飼いしておくと、一匹の雌犬から枝分かれして 「なんと6年間で
6万7,000頭もの子犬が生れる」 という統計もあるそうですから、そりぁ~ 問題です!
最近のニュースでも チュラロンコン大学などが、米国製の薬で注射する去勢法の実験・実地調査を
行う等 野良犬の繁殖防止に注力している話題が流れていましたネ・・・
狂犬病、犬の糞による街の汚れ、繁殖・・・ と、このままでは ちと心配なタイの犬たちです。
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タイ在住13年目を迎えます。
妻はタイ人、幼い娘が二人、養女が二人おります。
つい最近ですが、大使館のお力をお借りして、「天国より届いた手紙」 (家族を本当に愛するならば)を完成させました。
日本人男性が突然他界してもタイ人妻が安心して暮らせるための仕組みつくりです。
関連のありそうなブログに配布しております。
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