先の11日、ロイカトーン祭り(タイの灯篭流し)では、またしても多量に発生したゴミ問題が
指摘されていました。 今 タイでは、国を挙げてゴミ問題に取り組み始めているから 尚更です。
水の神に豊穣の感謝を捧げるタイの伝統行事、ロイカトーン。先日もタイ各地の川や湖、小さな
公園でも、多くの美しい灯篭が流されました。バンコク市内でも然り、BTS プロンポン駅前の
ベンチャシリ公園のように、川の流れの行き場がない公園でも多くの灯篭が放されました。
暗い夜に、蝋燭の火が灯った灯篭が流れている光景は、非常に幻想的で美しいものです。でも
この美しい多くの灯篭も、夜明けとともにゴミになっています。毎年 毎年 これらを片付ける
公園職員も大変。一度 片づけを目にしたことがありますが、相当なゴミになりますからねぇ~
バンコク都はじめ、人口の多い都市では、ロイカトーンのゴミ処理に一週間かかっていたという
都市もあったそうですヨ。公園の池は回収し易いようですが、川に流された灯篭は 回収作業に
手間暇がかかるでしょうからネ。 古都のスコータイ市内などでは50トン前後になると聞きます。
タイ政府の “灯篭は家族やグループで一つにしてほしい” という呼びかけもあって、年々 灯篭
ゴミは減っているようですが、環境問題が叫ばれれば 叫ばれるほど、頭の痛い事案でしょうネ。
ゴミ問題といえば、まだテスト段階ですが タイのセブンイレブンが今月25日からレジ袋の
廃止を始めましたネ。ひとまずは実験的に約140店舗で行ない、来年1月から全店舗でレジ袋を
原則廃止する計画だそう。日本は有料化が普通ですが、タイのセブンイレブンは廃止にすると。
<ビニール袋を廃止する案内ステッカー>
でも この影響は大きいですよぉ~ なにせ、タイにはセブンイレブンが19年3月末の時点で、
全国に11,299店舗あり、これは日本の20,904店舗に次いで 店舗数では世界2位ですからネ。
タイにはローソンやファミリー・マートなど大手もありますが、セブンイレブンは、コンビニ
店舗数で7割のシェアを持っています。国民に告知する場合など、大きな影響を与えられます。
ここから全国に「ゴミ問題」を国民に訴えることが出来ます。注意喚起などを図れる組織ですよネ。
いつからか、ビックC(Big C)が、毎月4日を「ノー・レジ袋デー」という取り組みを行なっては
<ビックCもタイの大手スーパー>
います。が、店舗数が全国で大型・中小型・ドラッグストア店を入れても800店舗前後に過ぎません。
が、セブンイレブンが廃止を行なえば、これはちょっと タイ全体が動きますヨ。これも楽しみです。
プラスチック系のゴミ問題は世界的課題です。タイも大手企業のほとんどが、何らかの取り
組みをスタートさせています。 同問題、意外と日本より素早く 進むかも知れません ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます