今月に東京オリンピック中止が発表されるかも？

　
　日本にも この冬に、新型コロナウイルスの第三波？がやって来そうな雰囲気です。昨日も
東京都はじめ、大阪府、札幌市と大都市圏で新規感染者（全国1,284人増）が増えています。

日本は良い方で海外の感染者はさらに増え続け、米国･欧州･ロシアでも感染が再拡大中です。
勢いが急激に増しつつあり、南米大陸でも感染者の増加が続いており、アジアを見ても爆発的

感染の続くインドを筆頭に、ミャンマーやマレーシアでも拡大し始めました。この邪悪な
ウイルスが、またしても世界各地で猛威を振るう傾向にあることは、誰の目にも明らかです。

　

世界保健機関（WHO）も再度、世界的な大流行を意味する「パンデミック」を表明しました。
これで おそらく来夏に延期された東京五輪･パラリンピックの開催は中止されるでしょうネ。　

オリンピック出場を目指している選手たちには 申し訳ありませんが、 絶対に無理でしょうねぇ～
産業能率大スポーツマネジメント研究所の「コロナ禍のスポーツ観戦意識調査」でも、全国

　

2,998人の84.8％が「現実問題として難しいと思う」と回答しています。この調査は７月末に
実施したものですが、この時点で国民の約85％が 来年の五輪開催を難しいと、言っています。

国民は冷静ですが、菅首相は先月の大会推進本部の会合で、“人類が新型コロナウイルスに
打ち勝った証しとして開催し、東日本大震災の被災地が復興を成し遂げた姿を世界に向けて
発信する場にしたい” とコメント。予定通り来年に実施することに強い決意を示していました。

　

そんな中、国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長がコーツ副会長と共に、今月
15日～18日の日程で来日することが決まり、菅首相と会談も予定されています。ここで
正式に中止の発表になるんでしょう。　もともと、バッハ会長の来日は10月中旬でした。

当初は、菅新首相就任の挨拶、そして オリンピック準備の確認など挨拶程度の来日予定でした。
が、急遽 コーツ副会長も同行し、三日間にわたる会議へと大きく主旨内容が変化したそうです。

　

IOCの重鎮二人が揃って、三日間も協議するとは極めて異例のようです。中止が話し合われるのは
間違いないでしょう。IOC本部があるスイスを含め、欧州の「コロナ第２波」は、日を追うごとに

深刻になっていますしネ。米国大統領が「コロナに警戒心のないトランプ氏」から「コロナ撲滅を
誓うバイデン氏」へ交代することも大きいでしょうか。　IOCへの米国の影響力も大でしょうからネ。
頑張っている選手たちには気の毒ですが、18日の会議最終日に『五輪中止』の発表があると思いますヨ。　　


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