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タイのドン・キホーテの人気、1年後はどうだろう?

2019年03月05日 | タイの名所、名物、料理
 
 再びドン・キホーテ1号店へ行ってきました。 ちょっとした変動が生まれています ・・・

トンローから行くとソイ(小路)10付近から店まで、エカマイから行くとソイ3周辺から店のある
ソイ5までが大渋滞になっています。「ドン・キホーテ 渋滞」という表現が使われ始めていますネ。

先月20日に訪れたのは報道陣を招いての「プレ オープン イベント」でしたが、再度 行ったのは、
正式オープン(22日)した後の2日(土曜)でした。まぁ~ まぁ~ 人、人、人で一杯です。

 
 <焼き芋の店に行列でした>

オープンした背景のタイミングが、ドンピシャリですネ。昨年、タイ人の訪日人数は113万人と 初の
100万人を超えました。今はタイ人が日本に行ったら必ず寄りたいお店の一つがドン・キホーテです。

タイ人の利用客の多い店舗では、タイ語で店内アナウンスは勿論、新宿東口本店などでは、タイ語が
分るスタッフも居て、タイ人の団体ツアーでは、訪問スポットに組み込まれているといいますから。
このことは、タイ人お得意のSNSや口コミで、まだ日本へ行っていない人にも伝わっているはずです。

 

そして、ここ10年来の日本ブームに日本製品の物珍しさも無くなって来ました。また「メイド・イン・
ジャパン ブランド」も、日系のデパート・ドラッグストア・100円ショップの雑貨店やコンビニまで、

タイで名の知れた日本ブランドの小売や出店は、一通り出回った感がします。日本食だって、日本
料理店も3千店にもなり 昨今では、日本だけを強調するだけでは、ビジネスが成り立ちません。

 
 <1992年に進出した伊勢丹、どう対応していくか?>

ましてやバンコク市内では商業施設の出店ラッシュが続いています。売り場面積は約10年で
倍増しているといいます。案の定、今年1月には東急デパートの1店舗が閉店しています。
日本商品を ただ並べているだけでは、すでに目の肥えたタイの人には受けないのでしょう。

そんな今の時代に 奇抜なドン・キホーテの登場ですからネ。まぁ~ 24時間営業など日本人の
我々には、珍しくもありませんが、タイの人には、日系デパートなどで、今までに無い商品数、

 
 <多言語対応機で商品の説明も>

仕掛け、アイディアが盛りだくさんです。人気があるのが、出来たての料理を楽しめるイート
イン コーナーのようで、”賑やか好き” のタイ人を飽きさせない工夫が多く仕組まれています。

創業者の安田隆夫会長によりますと、17年に初店舗を出したシンガポールの出店時と較べ、
タイの方が3倍ほど売れているよう。シンガポールの方がタイよりも所得は高いんですがネ。

 
 <年間 200万人の来店が目標ですが、達成しそうです>

タイのドン・キホーテで、日本人が手を出さない高額な生鮮食品や加工食品・
日用品をタイの富裕層の多くが、カートに詰め込んでいる光景に驚きます。

タイ人の “新し好き” の傾向なのか、真に富裕層に求められているのか、まだ分りません。
3カ月後、6カ月後、1年後に もう一度 訪れてみたいですネ。 どうなっているでしょう。  



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