15日に、今年の笹生優花プロは 賞金ランク36位の773,294ドル(約1億494万円)で米国
ツアーに参戦した四人の中で下位だったけど、獲得額は1億円を超えた話に触れました。
ですが 笹生プロが一つ、欧米女子も驚く 大きな活躍を やっていたことを書き忘れしました。
笹生プロは一昨年の「全米女子オープン優勝」の資格でツアーメンバーになりましたが、
この時も彼女の飛距離は話題になりました。今季の最終戦「CMEグループツアー選手権」の
最終日17番パー5で17個目のイーグルを奪取し、最後の最後でリム・キム選手(韓国)に
追いつき、笹生プロもキム選手と一緒に、日本人初の「イーグル女王」の座に就いています。
イーグル数のデータがあるのは1993年以降になりますが、これまでの日本選手最上位は、
1999年の福嶋晃子プロの5位でした。この年の福嶋プロは12個のイーグルを奪っており、
個数でもこれが日本選手最多でした。笹生プロは福嶋プロの記録を大幅に塗り替えたわけです。
飛距離に自信を持っている彼女としては、嬉しい「イーグル女王」のタイトルでしたでしょう。
<シム こと ナタクリッタ・ボンタベーラプ選手>
でも来季はタイ国から強敵が登場します。それは 飛距離娘と呼ばれている馬場咲希さんも
吃驚のナタクリッタ・ボンタベーラプ選手(20)です。 彼女も先の米国女子ツアーの
Qシリーズ(予選会)で28位に入り、全試合ではないけど 来季の出場権を獲得しています。
アマ時代からナタクリッタ選手は、300ヤードの飛距離で タイ国のゴルフファンの間では
有名で、『SIM 300(シム)』というニックネームが付き、シム300と呼ばれているくらい。
イーグルを奪取するには、特にパー5での飛距離が重要なことは言うまでもありませんが、
ナタクリッタ選手は優に300ヤードを超える飛距離を武器に、2021年と22年の11月に
行なわれた「アジアパシフィック女子アマ選手権」でも二年連続で2位に入っています。
シンハビール主催のアマ大会「SINGHA Thailand Amateur Open(21・22年))では、二度の
優勝者であり、タイ国の女子アマ選手では敵なしでした。ですので、今回のQシリーズでは、
5人が45位以内に入りましたが、ナタクリッタ選手は もっと上位に入ると思っていました。
今回のQシリーズには、ファーストステージから挑戦し2位で通過、セカンドステージは
7位でファイナルステージに進んでいましたからネ。28位は本人も不本意でしたでしょう。
でも来季のシーズンは、タイ国女子の飛ばし屋・ナタクリッタ選手の飛距離と活躍に
注目です。馬場咲希さんが「アマ選手権」の予選ラウンドで同組となり、飛距離で30~50
ヤード置いて行かれ 驚いたといいますからネ。 笹生優花プロの強敵になるでしょう。
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