ビフォーコロナの強いプラヤド・マークセン選手(56)が戻って来ましたネ。国内シニアの
メジャー第2戦の「日本プロシニア選手権住友商事サミットカップ」を、通算13アンダーで
逃げ切り、初日から首位を守る完全優勝にて今季2勝目。シニア通算17勝目を挙げました。
レギュラーツアー12勝している宮本勝昌プロ(50)と、20勝している谷口徹プロ(53)らの
追い上げにも、びくともしませんでした。四日目の最終日、開始後 1番から3番まで連続
バーディを奪って、マークセン選手はスタートから1時間以内で独走態勢に入りました。
先月の日本シニアオープンに続き、シニアの日本タイトルを同一年に制しました。同一年
2冠達成は、高橋勝成プロ(2000年)、中嶋常幸プロ(2006年)、そして2016年にシニア
デビューした本人が達成しており、以来自身二度目となります。 無論 初の快挙です。
日本シニアオープン三連覇(2016~18年)の時も凄かったですが、その時の年齢は50歳から
52歳で、現在の宮本勝昌・谷口徹・藤田寛之プロ(レギュラーツアー18勝)らと同じ年齢です。
56歳になったマークセン選手の9月・10月のメジャー連覇は偉業でしょうネ。 強かったです。
しかも、昨日は肌寒い気候で風も変わりやすく、タイ人にとっては寒いはずなんですがネ、でも
半袖のアロハシャツを着て、得意のスプーンでコントロールが効いたショットを連発していました。
風に若手たち? が苦戦する中で、そのコントロールショットで出だしの1番から3連続
バーディーを奪い、マークセン選手自身が 早くも勝利を確信、手応えを掴んだようです。
20年・21年とコロナ禍で来日できず、その間はアジアンツアーなどに出場していましたが、
これといった戦績は残せませんでした。 大好きな日本で再び鉄人ぶりを発揮しています。
この優勝で1,000万円ゲットし獲得賞金を約3,760万円に増やし、これまでトップだった藤田
寛之プロ(3,498万円)を約260万円上回り、賞金ランキングでもトップに浮上しました。
これで四度目の賞金王も可能かな。 本人もインタビューで、“毎試合ベストを尽くした
結果として賞金王になれたら嬉しい」と謙虚に語っていました。今季はあと5試合ありますが
大丈夫でしょう。解説で芹澤信雄プロが言っていました。“彼は鉄人じゃなくて超人だ” と …
ドッシリした体格から繰り出されるショットは、飛距離、正確性ともに、申し分ありません。
タイガーウッズを超えるスーパースターになるのでは?という気が早い声が聞こえてきます。
アジアNo.1の松山選手もウカウカできませんね。
来月、ZOZOに来てくれたら見に行きたいですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d598326ccfe65fa6d1c7e39900065d5885a3e98b
★シュナイラー・チルドレンズ・オープン最終日
https://www.youtube.com/watch?v=Pz8jKL8ArWI
ZOZOチャンピオンシップは、今週13日開催ですね。
トム・キム(キム・ジュヒョン)選手は出場が決まっていました。
https://zozochampionship.com/players.html
日本からも中島啓太・久常涼プロと楽しみな成長著しい選手が出て来ました。
是非 応援して行きましょう。