今月5日の当ブログに、王室周辺の関係者が絡んだ重大事件で、中央捜査局のポンパット前長官が
逮捕され、「今後 王室を 巻き込んでの大変なスキャンダルとなりそう」 と、述べました。
既に 日本でも多くのメディアで、このニュースを 具体的に実名入りで流れていますので、皆さんも
ご存知でしょう。 5日のブログ・コメント欄にも、ご丁寧に何度もそのニュースを 書き込んだ
読者がおりましたが、そのコメントを すべて 消去しています。 なぜなら不敬罪に抵触するからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/cb/dec2ed04e0fcae184e934fef0847ae3c.jpg)
同ブログを 開設してから来年の3月で8年になりますが、どんな意見でもコメントでも削除したり、
消去したりしないという姿勢でやっています。 しかし過去に二度ばかり、削除と消去を しました。
それは、王室に関する批判とタイの人に対して、一方的な罵詈雑言でした。 これは許せませんネ。
実は 当ブログにコメントして頂くと、匿名でも、ブログの元締めである管理者に (ここでは
“goo” になります) 依頼すれば、送り主のメールアドレスを 知ることが出来るんですヨ。
普段は こんなことしませんが、余りにも酷いのでチェックした次第です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/0d/b0a98d4787f09dd77dbec8b9b592d4b7.jpg)
それを 知らないその人は、匿名を 変えて何度も書いていました。 ですので、目に余るものであれば
削除したり消去しざるを 得ません。 どうぞ 悪しからずです ・・・・
ところで、毎年 米国の人権団体フリーダムハウスが、各国の報道の自由度を 評価する 「フリーダム・
オブ・ザ・プレス」 で、各国の順位を 発表しています。 タイは 「報道が自由でない」 「一部自由」 と
いう評価で いったりきたして、 毎年対象の197カ国中、130位前後を ウロウロしています。 それは
不敬罪による罰が頻繁に下されるなど司法に問題があると、フリーダムハウスでは言っていますネ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/90/ab6d5ba1e98589105dd4d3c1baf52a74.jpg)
不敬罪は、国王夫妻や王位継承者への批判を 禁じたもので、違反した場合、1件につき最長15年の
懲役刑が科されます。 外国人でも例外ではありません。 タイの刑法112 条にも謳われています。
“今どき 不敬罪なんて時代遅れも甚だしい” という意見があることも十分に承知していますが、
タイの国民が嫌がることはしたくありませんし、この国の決まり事ですから従いたく思いますよネ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b6/1747a130f1aadd038a408d10a7e0bb43.jpg)
2年前かな、不敬罪を 巡って、「罰則が重すぎる」 「言論の自由に反する」 といった意見が、
国連の専門家などから出て、タマサート大学の法律学者からなるグループ・ニティラットも、
不敬罪を 規定した法改正を 求めたため、国中が大騒ぎになったことがありました。
その時は ・・・ 長くなりますので明日に続きます。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
王室関係の話だけではありませんが、人が書いているから書くとか、そういう問題ではなく、ワタシ個人で決めていることですので ・・・
でも過剰反応かも知れませんね (笑)
せっかくコメントを 寄せてもらいましたが、王室関係の画像が入っていますので、今までどおり、削除させて下さい。
次回は、是非 画像なしで コメントを お願いします。