今年の世界一の美女を決めるミス・ユニバースの世界大会は昨日、バンコクにある
タイで最大規模のイベント総合施設、インパクト・アリーナで開催されていました。
各国から超美人が集まる、とても魅力的なイベントです。その名誉ある67代目となる今年の
ミス・ユニバースは、フィリピン代表の24歳、カトリオーナ・グレイさんが王冠を手にしました。
<カトリオーナ・グレイさん>
しかし、今大会は 初めての出来事が重なり、タイから世界に その話題が発信されました。
一つは67年というミス・ユニバースの歴史において初めて、トランスジェンダーの代表者が
出場できました。その人はスペイン代表で、大きな時代の流れを感じさせるものでした。
<スペイン代表の方です>
もう一つは、日本でも報道されていましたのでご存知かも知れません。それは米国代表が、コロンビア
代表と豪州代表らと共に、ベトナムとカンボジアの代表を英語ができないとバカにした言動が動画に
流れ、物議を醸しだすことに ・・・ 海外で悲しいハプニングとして話題になってしまいました。
3人だけの個人的な話として終わっていれば良かったんですが、どういう意図があったのか、
中心となった米国代表の女性は、この時の会話をインスタグラムにライブ配信したんですネ。
これが大騒ぎになって、YouTubeで拡散され、各国でニュースとなってしまいました。
<動画に流した3人の女性>
「ベトナム代表はとっても可愛いけれど、英語が話せるふりをしている。誰かが英語で彼女に話しかけて、
英語で話を続けようとすると、彼女は急に去っちゃって(笑)」「カンボジア代表の子は英語ができない。
それって信じられる?」… 等々。 3人はこんなことを話して、逆に批判されてしまいました。
この発言が世界に波紋を呼び、彼女は自分の軽率さについて、正式に謝罪しました。
ベトナムとカンボジアの代表にも直接 謝罪すると表明しています。もう謝ったのかな?
<カンボジア代表のレーンシナットさん>
しかし、こうして勘違いをしている英語圏の人種って多いですよネ。日本人が、日本語を
話せたって自慢になりませんし、我々が日本語を話せない外国人をバカにしますか?
同じですよネ。アメリカ人が英語を話せたからといって、自慢できる話ではないでしょう。
昔 シンガポールで、似たような場面を思い出しましたネ。シンガポール人(中国人ですよ)が
「日本人は大学を卒業していても英語ができない」と、これも同じようにバカにしていました。
シンガポールなどのように植民地政策による支配によって、英語を学ぶことに強要されたケースが
ほとんどであり、英語が一番素晴らしい言葉だったから世界に広まったいうわけではないのにねぇ~
今の若い欧米人は、このような歴史的背景を知らないのか、「自分たちの言語を他国も使用
しているから偉いんだ」と勘違いしてしまっているんでしょうかネ。 これは欧米人にとって、
良い教訓になると思うナ。 そんな中、タイの代表がユニークでした。明日に続きます。
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