今、バンコク都内で3月26日から4月7日まで「書籍展示販売会」が開催されているようです。
クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターで、「バンコク・インターナショナル・ブックフェア」として
20カ国の出版社、印刷業者が約900のブースを出展し、150万人の来場を見込んでいるとの事です。良いことです!
なんせ、タイにはもともと読書の習慣が殆んど無く、タイ国民が読書に無関心であることは各調査でも証明されており、
バス、スカイトレイン、地下鉄の通勤でも本を読んでいる人は、まず見かけません。文化省の調査では、タイの
平均読書数は年間5冊と、シンガポールの17冊、アメリカの50冊と比較し、著しく低い結果が出ているそうで、
特にシリントン王女が同様の指摘をされ、大変懸念されている、と聞いています。
<日本も読書離れが進んでいると聞きますが、日本は何冊ぐらいなんでしょうネ?>
こんな諸事情のタイ国ですから、このブックフェアで大勢の来場者がつめかけいる、というニュースが流れることは
読書人口が増える可能性も多いにあり非常に良いことです!
バンコク市内では、結構 新聞を読んでいる人達を多く見かけますが、昨年のタイ人の識字率は88%だそうで、
全世界の識字率は75%と言いますからレベル的にも高い方でしょう。因みに識字率とは初等教育を終えた年齢、
一般には15歳以上の人口に対して、母国語における日常生活の読み書きができることを「識字率の定義」とするそうです。
尚 日本人は99.8%で世界一を誇っていますネ。
タイ全土から見ると、マレー語方言を話す深南部のナラティワート、ヤラー、パタニーの3県 及び 少数民族が多い
ミャンマー国境の北部ターク県などで識字率が、極端に低いようで、貧困の為に仕事があり定期的に学校に通えない、
母語がタイ語以外、教員数の不足・・・等が原因と文化省は分析しているようです。
字が読めても、全く読書をしない人の理由に「テレビを見る方が良い」が圧倒的に多く、更に若者の間にはインターネットが
広がって来ており、携帯でインターネットに繋げる時が来たら尚更です。いずれ このままではタイ人の「読書をしない」
傾向が深まるばかりでしょう。
全体的にはタイの識字率は、近隣諸国に比べて高いわけですから、あとは“読書習慣を付ける”ことが大切で、
今回の「バンコク・インターナショナル・ブックフェア」や文化省が取組んでいる「ためになる本100冊」のリスト作り、等
このような努力と政府の施策があれば、その内に成果も出てくるでしょう。
そう言えば、ワタクシも以前は、シンガポール人の年間17冊ぐらいは読んでいましたのに、最近はすっかりご無沙汰です。
タイ人の読書、云々を言っている場合ではありません!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターで、「バンコク・インターナショナル・ブックフェア」として
20カ国の出版社、印刷業者が約900のブースを出展し、150万人の来場を見込んでいるとの事です。良いことです!
なんせ、タイにはもともと読書の習慣が殆んど無く、タイ国民が読書に無関心であることは各調査でも証明されており、
バス、スカイトレイン、地下鉄の通勤でも本を読んでいる人は、まず見かけません。文化省の調査では、タイの
平均読書数は年間5冊と、シンガポールの17冊、アメリカの50冊と比較し、著しく低い結果が出ているそうで、
特にシリントン王女が同様の指摘をされ、大変懸念されている、と聞いています。
<日本も読書離れが進んでいると聞きますが、日本は何冊ぐらいなんでしょうネ?>
こんな諸事情のタイ国ですから、このブックフェアで大勢の来場者がつめかけいる、というニュースが流れることは
読書人口が増える可能性も多いにあり非常に良いことです!
バンコク市内では、結構 新聞を読んでいる人達を多く見かけますが、昨年のタイ人の識字率は88%だそうで、
全世界の識字率は75%と言いますからレベル的にも高い方でしょう。因みに識字率とは初等教育を終えた年齢、
一般には15歳以上の人口に対して、母国語における日常生活の読み書きができることを「識字率の定義」とするそうです。
尚 日本人は99.8%で世界一を誇っていますネ。
タイ全土から見ると、マレー語方言を話す深南部のナラティワート、ヤラー、パタニーの3県 及び 少数民族が多い
ミャンマー国境の北部ターク県などで識字率が、極端に低いようで、貧困の為に仕事があり定期的に学校に通えない、
母語がタイ語以外、教員数の不足・・・等が原因と文化省は分析しているようです。
字が読めても、全く読書をしない人の理由に「テレビを見る方が良い」が圧倒的に多く、更に若者の間にはインターネットが
広がって来ており、携帯でインターネットに繋げる時が来たら尚更です。いずれ このままではタイ人の「読書をしない」
傾向が深まるばかりでしょう。
全体的にはタイの識字率は、近隣諸国に比べて高いわけですから、あとは“読書習慣を付ける”ことが大切で、
今回の「バンコク・インターナショナル・ブックフェア」や文化省が取組んでいる「ためになる本100冊」のリスト作り、等
このような努力と政府の施策があれば、その内に成果も出てくるでしょう。
そう言えば、ワタクシも以前は、シンガポール人の年間17冊ぐらいは読んでいましたのに、最近はすっかりご無沙汰です。
タイ人の読書、云々を言っている場合ではありません!
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