2016年のリオ五輪で、112年ぶりに復帰を 果たすゴルフ競技の舞台となるコースの
現状を ギル・ハンス氏、エイミー・オルコット氏の設計家によって報告がありました。
コース開発の遅れが心配されていましたが、「まだ完成までに いくつかの困難はあるが、広く
報道されているコースの開発遅れは、大きく誇張されている」 と報道を 一部 否定しています。
<世界ゴルフ殿堂入りのオルコット氏、米ツアー通算29勝、メジャー5勝している…>
なにしろ116年ぶりに、五輪でゴルフが行なわれるわけですから、どんなコースが出来上がるか
とても興味のあるところです。 二人の説明によると、世界のトッププレーヤーたちにとって、
挑戦しがいのあるコースであり、多様性のあるリンクススタイルのゴルフ場を 造成中とのこと。
また 同時にブラジル 及び リオにとって公共の財産となるようなコースにして、五輪が終了後には、
地域の若者たちがゴルフに触れられる絶好の場所となることも意図されている、と語っています。
現在、リオデジャネイロ市内には2つのゴルフ場しか存在しませんが、パブリックコースとしては 現在
開発されているものが初とコースとなるとか。 ティグラウンドの設定が自由自在で、プレーする人の
レベルに応じて柔軟に楽しめるように、配慮されているといいます。 これでゴルフファンが増えればネ。
まぁ~ 一安心って ところですが、「オリンピックに出場したい」 と明確に 口にする選手って、
余り いませんよネ。 目立っているのは、大山志保・成田美寿々・鈴木愛プロくらいでしょうか。
前週の 「PRGRレディス」 で、韓国の李知姫プロにプレーオフで惜敗を 喫した鈴木愛プロが、
11.7ポイント加算されて、世界ランキングは15ランクアップして、日本人として出場権利 3番手の
58位となりました。 上を 行くのは56位の横峯さくらプロ、49位の大山志保プロですが、
背中も見えてきて、「オリンピク出場が夢じゃなくなってきた」 と、張り切っているようです。
改めて リオ五輪のゴルフ出場権獲得の道のりを 話すと、男女それぞれ世界ランキングを
基に国際ゴルフフェデレーション (IGF) が、オリンピクゴルフランキング (OGR) を 発表します。
リオ五輪 開催 約1カ月前の2016年7月11日時点の男女 OGR 60位が出場枠となり、各国で
上位二人が出場権を 得ます。 (開催国 ブラジルは男女とも1枠ずつ確定されます)
また、OGRの15位以内に選手がいる国は、その国の3、4番手の選手も出場できますので、
例えば、15位以内に2名いれば、最大4名の出場権を 得ることができます。
日本男子を 見ると、現時点では16位の松山英樹プロと71位の小田孔明プロが当確ですが、
松山英樹プロが15位以内に入れば、77位の岩田寛プロも出場できますネ。
さて、タイ人は どうでしょう? 長くなりますので明日に続きます ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
ブラジルでは、国営石油会社を舞台にした史上最大規模の汚職が発覚し、政権党の労働党と連立野党の有力者が軒並み関係していました。
ルセフ大統領も例外ではないでしょう(?)
ブラジル経済は資源暴落で、不景気と物価高が進行するスタダ不レーションが発生し、国民生活が窮乏化しています。
ブラジルの通貨=レアルはこの2か月間で20%以上の暴落となっています。
15日(日)にはブラジル全土で反政府デモが行われています。
ブラジル経済には明るい見込みはなく、オリンピック開催の来年に向けて政治の混乱が続き、経済の落ち込むが加速しそうな雲行きです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150316/k10010016871000.html
ワタシら、当たり前に オリンピックは開催されるものとして いますが、
こんな状態では、オリンピックどころではありませんよね。
これからを よく 見守っていきましょう。