「スウィンギングスカート台湾選手権」に招待された渋野日向子プロ、米国ツアー
2戦目となっていますが、二日目は74で通算1アンダーの34位と苦戦しています。
海外通算6ラウンド目で喫した、初のオーバーパーというおまけつきです(苦笑)。
でも “ここは日本か” と思うほど、大歓迎で熱烈な応援に包まれているようですネ。今季の
米国賞金ランク上位の選手より 渋野プロに対する声援はひときわ大きく、バーディを奪えば、
大歓声が響くようです。海外に来ると気持ちが楽になり、底抜けに明るい人柄が出るようです。
米国ツアーといえばスロープレーが、かなり知られています。前の人が打つ間に準備をする、なんて
いう当たり前のことができない選手が多いらしく、以前から問題視されています。が、米国LPGAは
是正しようという姿勢が見えません。それが申ジェ選手のように日本へ来ても直らないんでしょう。
渋野日向子プロについたキャディさんから “プレーが速いね” と言われるほど、台湾でも
素早くプレーしているようです。日本でもプレーが速い彼女ですが、海外ツアーにでれば、
なおさら目立ちます。台湾のゴルフファンでも、プレーファストは見ていても気持ちが良いはず。
渋野プロの速いプレーと「しぶこスマイル」が、台湾でも人気の大きな要因なのかも知れませんネ。
こんな状況の中、来年 米国ツアーのメンバー登録の期限(11月18日)が迫っていましたが、来季は
メジャー大会などのスポット参戦はするものの、日本国内を主戦場とする考えを明確にしましたネ。
今回の台湾ツアーは、来年の東京五輪に出たい気持ちもあって、この招待試合に出たかったと
いいます。五輪を見据え、世界ランクへのポイントの高い米ツアーに出場しながら、また世界
ランク上位の選手ばかりの中で、グリーン周りの精度を勉強したいということらしいですヨ。
日向子プロ自身も “来年は日本ツアーで戦いながら海外メジャーには挑戦しようと思う。まだ
1年目だし、もう少し経験を積んで、もっとレベルの上がった状態で挑戦したい” と、改めて
語りました。そうですヨ、まだ20歳、より日本ツアーも盛り上げてからでも遅くはありません。
推薦や招待選手にはポイントが付かないと聞いていましたが、でも渋野日向子プロは海外
メジャー「AIG 全英女子オープン」で優勝していますから別格のようでした。メジャーで
勝った海外女王は、招待・推薦で年間で最大12試合のスポット参戦も可能になるようです。
すると、恒例の来年2月にタイ・パタヤで行なわれている「ホンダ LPGA タイランド 2020」も、推薦
ではなく招待されていると聞きますから安心です。ここもポイントが付くとなると必ずやって来ますネ。
昨年末かな、タイでゴルフ合宿もしていますが、我々 ゴルフファンは嬉しいですねぇ~
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理由は、渋野プロにはまだ米国ツアーでプレーするというイメージが頭の中で付いていないからです。
8月の全英女子プロで優勝したことで渋野プロを取り巻く世界が大変化し、彼女はまだ状況に十分追いついているとは言えない感じです。
あと1年、日本でプレーし、頭の中が整理できて、数名のスタッフで「チーム渋野」ができ、米国でゴルフに専念できる状況になってから、行くべきでしょうね。
3年前に単身で米国女子ツアーに飛び込んで、悪戦苦闘した畑岡奈紗プロの苦労は避けたい、という思いがあります。
単身で飛び込んだ畑岡プロの強靭な精神力は下記動画を見るまでもなく、感動してしまいます。
悪戦苦闘したことで格段に強くなった畑岡プロは国内では今や無人の荒野を一人で歩くくらいのレベルになっています。心配なのは体調面だけですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VrXyOrXgqWE&t=2615s
来年も渋野プロは日本でプレーしてくれるなら、日本で見れて嬉しい、という感覚はありません。
LPGAはタオル暴言問題で大揺れですが、微温湯の日本女子ツアーに埋没せず、少しでも早く世界最高峰の舞台で戦う姿を見たいですね。
河本プロは意思が強く、米ツアーへの挑戦を前々から公言しており、渋野プロの先生になりそう。
★来年海を渡る河本へ、かつて米ツアーを主戦場にし、世界1位にまでのぼりつめた申ジエ(韓国)が、米国で戦ううえでの心構えについて話した。今週出場する「樋口久子 三菱電機レディス」の会場で、予選会での活躍ぶりを耳にしたジエ。すると「河本さんは性格も明るいし、精神面もとても強い選手。挑戦する気持ちが大切だし、今の姿勢を保ち続けたら米国でも通用すると思います」と、まずは21才の活躍に“太鼓判”を押した。
ただこれに続け、米国で戦ううえでの難しさがプレー以外にあると話した。それが『生活』の部分。「米ツアーは移動が大変になってきます。あまり家に帰ることができず、常に移動をしている印象を受けると思います」。自身も、この移動面の大変さも考慮し米撤退を決めたことをかつて話していたが、広大な土地が舞台となるだけに、ここは避けて通ることができない問題となる。それを乗り越えるため、「大切になってくるのが、いかなるチーム、スタッフに巡り合えるか。移動が続き、それが寂しい気持ちにつながることもあるので、いいサポートを得られるといいですね」とアドバイスを送った。
特に参戦初年度は、毎試合知らないコースでのプレーが続いていく。「生活がなによりも大切です。どれだけ素晴らしい技術を持っていたとしても、それを発揮できる環境、ベースを固めていくことが大事になってきます」。いかにアジャストしていくか。これが重要になってくる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000004-alba-golf
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000011-alba-golf
様々な意見をお持ちのようです。
それだけ渋野日向子プロと女子プロに、ゴルフファンは興味があるんですね。
プロゴルフの世界は、いくら力がついてもメンタルで勝てないケースが多いですよね。
海外メジャー制覇できない畑岡奈紗プロが良い例かも知れませんね。