大洪水で被災し 昨年10月末から閉鎖されているドンムアン旧国際空港が、来月6日から再開すると
発表されました。 当初は 4月以降とされていましたので、タイでは 早まることは珍しいので意外です。
国内六つの空港を 運営するタイ国営企業エアポート・オブ・タイランド (AOT) によりますと、まずは
二本ある滑走路のうち 東滑走路のみ使用し、もう一つの西滑走路は 4月に使用可能とするようです。
<ドンムアン旧国際空港、一時はアジアの玄関口に …>
浸水して修復する計画の折には、国際航空運送協会が、タイ政府に対して 「これを 機に単一空港化を
実現してはどうか」 と提言もしていました。 実際 ドンムアン空港に乗り入れている航空会社も少なく
その上 二空港間のアクセスも悪く不便ときていますから、ドンムアン空港復旧に大きな予算を かけるなら
スワンナプーム国際空港を 拡張した方がいいと、ワタクシさえも 思っていましたものねぇ~ ですが、
これからも二重空港制を 引くんですネ。 でも 戻ってくる航空会社はあるんでしょうか? ・・・
<今は 人もまばらなドンムアン空港 …>
ドンムアン空港は 1914年 (98年前) に、元々 バンコク東部にあった空軍飛行場サラパトゥム飛行場
(現在のロイアル・バンコク・スポーツクラブ競馬場) が移設され、空軍飛行場として開港しました。
どうりで、ドンムアン空港の周辺には 軍のゴルフ場や建物が多いんですネ。
第二次大戦後の民間航空の発展に合わせて、アジアとヨーロッパ、オセアニアを 結ぶ中継地点として、
タイ国際航空と東南アジアのハブ空港として、また 観光地としてのタイの玄関口として機能してきました。
<軍のゴルフ場、飛行機の通過を キャディが待っている…>
その後も バンコク国際空港として、長くバンコクの空の玄関口として 親しまれてきましたが、2006年に
スワンナプーム空港が開港したことによって、長らくバンコク国際空港が正式な名称でしたが、2007年3月
20日に 新バンコク国際空港 (スワンナプーム) との混同を 避ける為、正式にドンムアン空港という名称に
変えられたんですネ。 その後 一度は閉鎖され 格安航空やチャーター便用の空港として再開港しました。
が、今回の洪水で10月25日から1カ月以上にわたって 滑走路が水没し、水位は一時 二メートル以上に
なり 移動が遅れた旅客機数機が水浸しとなってしまいました。 その時の画像は ショックでしたよねぇ~
<この時は どうなることかと思いましたが…>
水浸しとなってしまって、ドンムアン空港を 拠点としていたタイの格安航空会社のノックエアとオリエント
タイ エアラインズの二つは、スワンナプームからの運航に切り替えたわけです。 当然でしょう。
ノックエアは 「再開港されればドンムアンに戻る」 としていますが、確か オリエントタイは今後の方針を
まだ 検討中ですよ。 そりぁ~ スワンナプーム国際空港に慣れてしまったらねぇ~ スワンナプーム国際
空港のほうが 利便性と乗客の為にも 良いに決まっていますヨ。 もし 戻らなかったらどうするんでしょう?
また 心配の種が増えました、 な~ん てネ ・・・ ・・・
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