バンコク圏内では一昨日から曇り空の天候が続いています。台風22号の影響だといいます。
タイには 台風は ほとんど やってきませんが、時折 近県への上陸による影響はあります。
10月31日にベトナム上空からカンボジア上空に移動した台風22号の影響でタイ中部が大雨に
見舞われるというタイ気象局の見通しでした。それがバンコク上空への余波なのでしょう。
そんな中、いつもベンチャシリ公園(BTSプロンポン駅前)へ通り抜けるマリオット クイーン
ズパークホテルがセキュリティチェック付きの厳重体制です。そう「35回アセアン首脳会議」が、
バンコクに隣接するノンタブリ県のムアントンタニで、31日から4日まで開催されているんです。
安倍首相も3~5日の日程で来タイ、会議に出席しタイ・中国はじめ各要人と会談するようです。
同ホテルにも、どこかの要人が宿泊しているのでしょう。通るだけでも物々しくて大変です。
それもそのはず、今年8月2日のアセアン外相会議中の最中、バンコク市内で5カ所において
連続爆発事件が発生していますからネ。実行犯の狙いは、会議の妨害をして主催国であるタイ
政府に動揺を与えることだったようです。「ピンポン爆弾」でしたが、数名のけが人が出ました。
こんなことがありましたから、タイ治安当局は期間中、首都圏で警官、兵士ら約1.7万人を動員し、
警戒にあたっています。バンコク首都圏の道路交通も、会場となるムアントンタニ、バンコク都内と
二つの空港を結ぶ高速道路、各国の要人が宿泊する都内のホテル周辺などで、交通規制、要人の
車列通行などによる影響が大きく出ています。 2日から4日までは仕方ないでしょうネ。
更に3日の今日、アセアン会議の開催場所で、午前中に民主活動家による政治集会も開催される
ようです。午後からは戦勝記念塔前とラチャダムヌン通りにある民主記念塔前でも行われますネ。
日本大使館からも在留邦人に「この場所には近づかないよう」注意喚起が出されていました。
周知の通り5年前、両派による政治的対立がエスカレートして大きな混乱に陥ったところで、
軍部がクーデターを起こして暫定政権を樹立させました。その主役がプラユット首相でした。
以来「いつ民政に戻るのだ」というのがタイ情勢の最大のテーマでしたが、ようやく、
今年3月の総選挙を経て、7月16日、新政権が発足して、タイは民政に復帰しました。
民政復帰とは言うものの、軍が政治に強い影響力を持ち続けることに、タイの人達からは
まだまだ、プラユット首相と政権に懸念の声があるのも事実です。だからでしょう、今回の
ように世界にアピールできるような国際会議は、是非とも成功させなければいけません。
今日・明日と何ごともなければいいですが ・・・
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