タイのマークセンと遼クンは同じ組でしたが・・・

　いやぁ～　やりましたねぇ～　石川遼君！　三度目の優勝、お見事でした！

　兵庫県のよみうりカントリークラブで開催されていた、国内男子ツアー第7戦「ミズノオープンよみうり
クラシック」で石川遼君がトータル13アンダーで、今季　感激の初優勝です。

三日目を終わってトップが石川遼君、そして2位にP・マークセンが来ていましたので昨日の15時でしたか
楽しみにテレビのスイッチを入れると、ちょうど12番でまさかのOBを連発して9打叩いた後でした。

　この時点で、10アンダーで韓国選手の金亨成に 並ばれていましたので、＜こりぁ～崩れる、ダメだ＞　と
思いながら観戦していると、16番パー5ではグリーン周りから起死回生のチップインイーグルを決め、単独
首位！　はやりスーパースターになる器を持って生まれているんでしょう・・・この辺が違います！

それ以降はしっかり軌道修正を行い、18番で得意のパー5をバーディとしトータル13アンダーで今季
初優勝を飾るとともに、「全英オープン」の出場権をも最年少の出場記録を持って手に入れました。
これで、マスターズ、アメリカでの経験もあるだけに「全英オープン」が楽しみになりました。

　プロ2年目の石川遼君、東京・杉並学院高の三年生17歳が、1978年（31年前）の倉本昌弘プロの22歳を
大きく離して、メジャー大会でゴルフの聖地でもある全英オープン（7月16～19日）に、いざ出陣です。

　「自分の手で出場権を掴めたのはいい経験になった。今日はギャラリーの方も多く、最後まで自分の
プレーを引き締めてくれた。12番では今までにないほどの“ドンマイ”の声もかけてもらったし、客観的に
“しょうがないこと”と気持ちを切り替えられた。声援をくれた人のためにも気持ちを込めて全英では
やっていきたい」・・・　コメントでギャラリーへの気遣いも忘れてはいません。

　杉原輝雄プロ曰く「今の若いプロゴルファーは石川遼君を見習え！　勝っても負けても自分で
シッカリしたコメントを自分の言葉で述べている」と言わしめています。　同感ですねぇ～

　それにしましてもマークセンは残念でした。三日目を終了して11アンダーで首位の石川遼君と
3打差の単独2位でした、しかもマークセンは昨年に優勝している大会でしたからねぇ～・・・

最終日の最初のホールでOBを出して躓いたようですネ。山田さんのコメントに「3日目の18番のパットで
ギャラリーに不快感を見せ苛立った表情が気になりました。」とありました、確か三日目、四日目とも
石川遼君とラウンドしていたんでしょ、ゴルフを知らないギャラリーが大勢いて、彼を苦しめたのかも
知れません。マークセンは短気であることは、夙に知られていますからねぇ～　

　でも　12番で石川遼君がチップインイーグルを決めた時には、遼君にマークセン自らハイタッチを
求めていたので安心しましたけど・・・　Mr.マークセン　次回頑張りましょう！

　さて、全英オープンのコースは、1994年（15年前）以来の開催となる、スコットランドのターンベリーが
舞台との事。世界最古の歴史を誇る、メジャーで日本最年少の記録を持つ若き日本のヒーローがどんな
プレーと活躍を見せてくれるのか？　非常に楽しみです　



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