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現行1年のロングステイ・ビザが5年に 10年に なる?

2016年11月27日 | タイの名所、名物、料理
   
 タイ政府が22日の閣議で承認した 「ロングステイ ビザの滞在期間の延長」 について、
多くの問い合わせが来ています。 

当ブログにコメントや問い合わせを書き込む場合、下のコメント欄か、左欄にある
「メッセージを送る」 の二つの方法があります。 左欄はワタシしか 見ることが
できませんが、問い合わせは その左欄に多く来ています。

 

その承認内容は、「外国人が引退してタイに長期滞在する人向けに発行しているロングステイ ビザ
(リタイヤメント ビザ) の滞在期間を、現行の1年から最長10年に延長する」 というものです。

対象となる国々は、デンマーク、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、フランス、フィンランド、
イタリア、ドイツ、スイス、豪州、米国、英国、カナダ、日本の14カ国でアジアでは日本だけです。
何でも、滞在期間5年のビザを発給し、5年間の延長を1度認め、申請手数料は1万バーツかかるとか。

ビザの申請に必要な条件は満50歳以上、年金などの月収10万バーツ以上、銀行預金300万バーツ以上、医療保険に
加入していること ・・・ ・・・ 等々です。 また滞在中は、90日ごとに入国管理事務所への報告が義務付けられます。

 

でも これって、現行1年のリタイヤメントビザのほかに “タイを医療ツーリズムの拠点にする為” に、
5年ビザに更新5年で10年という、新しいビザを発行することであって、現行1年ビザから変更させる
というものではないんでしょう。 ワタシは、そう 捉えていますけどネ。

さらに 条件が付いていて、ビザ取得後の1年間は現金の引き出しはNGとする、それに加えて、
入院時に少なくとも1万ドル (約113万円) を支払える保険への加入が必要としています。

 

これは、「外国人の高齢者がタイで医療費が払えなくなっているケースが増えている」
と聞いたことがありますので たぶん、こんな高齢者への対策の一つなんでしょうかネ。 
もし現行1年ビザから新ビザに変更させるとしたら、殆どの人が帰国してしまうでしょう。 

月々の月収 10万バーツ以上といったら約32万円、銀行預金 300万バーツ以上といったら約950万円ですヨ。 
タイ政府が狙っている、本当の意味の外国人富裕層しか ロングステイビザを発行しないことになります。

 

先月の30日に書いた、やはり5年ビザ発行の 「タイランド エリートカード」 との兼ね合いは
どうなるんでしょう。 これのカードも政府が絡んでいますしネ。 そのブログはここからです。

また、こんな申請料免除も同時に承認しています。 来月1日から2017年2月28日までの3ヵ月間、観光ビザの
申請料1,000バーツを免除し、到着時ビザの申請料を2,000バーツから1,000バーツに引き下げるというものです。

 
 
まぁ~ タイは、乾期に入った11月~2月は観光シーズンのピークを迎えますが、今年は
中国人向けツアーの取り締まりや、プミポン国王死去にともなう自粛ムードなどから、

観光者が減少してしまうことが懸念されています。 旅行者誘致を狙う対策なんでしょうが、
こういう申請料の問題ではないような気がしますがねぇ~ 

もしロングステイ ビザに関して情報をお持ちでしたら、読者の皆さんに分かるよう
 下記のコメント欄に書き込みをお願いします ・・・    


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大事件になるのか? (アロースター)
2016-11-27 10:23:03
現行の1年有効のリタイアメントビザは廃止され、5年ビザ(10年ビザ?)に一本化されるのか? それとも、1年ビザは継続されるのか?一番肝心なポイントが不明ですね。
万が一、一本化されたら大事件になりますが、2本建てなら、影響は無しですが・・・・
一本化されたら、95%のロングステイヤーは帰国を余儀なくされますね。
300万Bの預金の条件はクリアできても、月収10万Bの条件が難しいですね。
nagaichiさんのような外資系企業のOBじゃないと、年金月額10万B以上は無理でしょうから。

今回のタイ当局の新ビザの条件を見ると、日本人移住先No.1であるマレーシアの長期(10年)滞在ビザの条件に瓜二つですね。真似したんでしょうか?
http://www.tourismmalaysia.or.jp/long/long_5.html
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アロースターさんへ (nagaichi)
2016-12-01 09:22:56
コメントを有難うございます。
本当にそうですよね。 今後の成り行きに注目です。
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