“一生懸命やっていると神様がご褒美をくれる” なんて、格言的なことが、よく言われます。
が、昨日のプラヤド・マークセン選手の優勝は、そんな例えが まさにぴったりでしたねぇ~
セントーサGCで行なわれていた 「SMBCシンガポール・オープン」 で、マークセン選手は、
最終組の9 組前で首位に並んで早々にホールアウトして、クラブハウスでテレビを見ていたそう。
上位の足踏みにも助けられましたが、あれよ あれよ という間に首位に浮上。 途中で
単独トップになって、逆転優勝してしまいました。 本人が一番 ビックリしたようです。
最終日は5バーディ・1ボギーの 「67」 でしたから運だけではありません。 最終ホールもバーディで
締め、特にプレーオフに備えた練習もまったく考えておらず、しなかったといいます。 後半は強くなった
風などで、後続が大苦戦してスコアを落としたのは事実でしょうが、運も実力のうちですからねぇ~
でも今年もマークセン選手の強さとタフさにストップがかかっていませんネ。 今月の30日で51歳ですヨ。
同ツアーはシニアではありません。 レギュラーツアーですからネ。 レギュラーツアーでは 2015年の
「ダンロップ・スリクソン福島オープン」 以来の6勝目です。 50代の優勝記録は、1985年以降で、
日本ツアー史上6人目の20例目だとか。 回りには自分の子と年齢が変わらない選手と戦っての勝利。
50歳以上で日本のレギュラーツアーを制した5人は、杉原輝雄・金井精一・青木功・尾崎将司・中嶋
常幸プロとそうそうたるメンバーです。 最後は06年の 「三井住友VISA太平洋マスターズ」 を52歳で
制した中嶋プロ (当時52歳13日) 以来となりました。 ある意味、マークセン選手も大選手の仲間入りです。
もうひとつ、今回の大会で驚いたのは、タイの17歳、パチャラ・コンワットマイ選手が2位に入ったこと。
覚えています? 昨年9月の やはりアジアンツアーとの共催試合であった 「アジアパシフィック ダイヤモンド
カップ」 で、三日目まで首位をキープ、最終日は落として4位に終わりましたが、日本での試合でしたので
大きな話題となった選手です。 2位タイに入って来るとは、想像も予想もしていませんでしたねぇ~
優勝がタイの51歳になろうとしている最古参のマークセン選手、2位にはタイの17歳の
パチャラ選手と、今年もタイの選手の勢いが続いています。 この気配だと、来月24日から
開幕する 「ホンダLPGA」 でも、アリヤ・ジュタヌガーン選手の活躍でタイ疾風が続きそう。
この話はもう少し続きますが、長くなりますので明日に ・・・
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