“~線建設に際し、日本国政府が国際協力銀行を通じて、タイ高速度交通公社に行った資金協力に感謝します。”
こんな表示が2004年7月に開通されたバンコク市内の地下鉄各駅の場所々に、感謝の気持ちを表した碑文が
タイ国と日本国の国旗と共にプレートにして掲げられています。ODA(政府開発援助)とはよく耳にしますが、どこでどのように
行なわれているか、あまり見聞きしませんが、実際にこうしたタイ政府の感謝の碑石を目の当りにすると、我々の税金も
こんな所に使われているんだ、と日本人としての誇りも感じ(多少オーバーですが)くすぐったい気持ちにもなります。
でも このようにある程度の告知は必要だと思いますネ。日本のODAもきちんとアジアに貢献している旨を知って貰うことは
良いことだと思えると同時に、このように当たり前のことが解ってくれる国々にはどんどんODAを続けて貰いたい、と痛感します。
この18駅、約20kmの地下鉄は、タクシン元首相が日本嫌いを象徴するような尾ひれも付きました。
日本のODAにも拘らず、タクシン元首相が日本のM社との約束を破ってドイツのシーメンスに受注契約、車両システムを
変えてしまい、元小泉首相が、「ODAに連動する日本企業の活動に 十分配慮してほしい」と善処を求めた経緯があります。
これが切っ掛けとなって、タクシン元首相は日本嫌いなのでは、と噂されるようにもなりました。
さて、そのODAも巨額の財政赤字を建て直す一環として、削減の対象となり世界一を誇っていた日本は、米国、英国、独、仏に
抜かれ世界5位に転落し、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会に加盟する22カ国の中で20位という
低さになった事が、(国内総所得に対する比率が0.17%)一部の政治家、有識者の間で憂慮されています。
1991年から10年連続で世界一を誇っていましたのに残念ながら、「骨太の方針」では2011年まで削減されることになっていますので、
これでは日本は援助に不熱心な国という評判が定着してしまいます。巨大な財政赤字を抱え、景気の足取りもおぼつかないとは言え、
依然として世界第二の経済大国です。このままでいいのでしょうか? ワタクシもそう思います。
また 以前から日本の援助は「巨額の割には姿が見えない、現地の人達に知られていない」と指摘され、印象が薄いとの評価でした。
ラオスなどでは日本は最大の援助国だそうですが、三番目の中国の「中華人民共和国贈呈」というロゴの入った救急車や警察車両が
目立ち、観光名所には「中国からの贈り物」と書かれた看板が随所にあるそうです。
このような行為は、あえて意識的にやるものでは無いとは思いますが、ラオスの人達が「中国が一番の援助国だ」と思っていたら残念です。
実態は、中国のODAの金利は日本よりも高く、償還期間も短く、鉄・コンクリートあるいは労働力まで持ち込む条件付もある
“したたかさ”のようです。水力発電ダムにしても、天然資源を得ることが目的での援助だと言われています。
今年のODA予算は約7千億円だそうですが、ODAは世界貢献の最大の武器であり、今まで日本はアジアの経済発展に大きく
貢献してきましたが、本当の意味での発展はこれからでしょう。ここで予算が削減されていく事は、更なる印象が希薄となり
中国の予算にも、印象度にも追い抜かれてしまう無念さはワタクシだけでしょうか?
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
こんな表示が2004年7月に開通されたバンコク市内の地下鉄各駅の場所々に、感謝の気持ちを表した碑文が
タイ国と日本国の国旗と共にプレートにして掲げられています。ODA(政府開発援助)とはよく耳にしますが、どこでどのように
行なわれているか、あまり見聞きしませんが、実際にこうしたタイ政府の感謝の碑石を目の当りにすると、我々の税金も
こんな所に使われているんだ、と日本人としての誇りも感じ(多少オーバーですが)くすぐったい気持ちにもなります。
でも このようにある程度の告知は必要だと思いますネ。日本のODAもきちんとアジアに貢献している旨を知って貰うことは
良いことだと思えると同時に、このように当たり前のことが解ってくれる国々にはどんどんODAを続けて貰いたい、と痛感します。
この18駅、約20kmの地下鉄は、タクシン元首相が日本嫌いを象徴するような尾ひれも付きました。
日本のODAにも拘らず、タクシン元首相が日本のM社との約束を破ってドイツのシーメンスに受注契約、車両システムを
変えてしまい、元小泉首相が、「ODAに連動する日本企業の活動に 十分配慮してほしい」と善処を求めた経緯があります。
これが切っ掛けとなって、タクシン元首相は日本嫌いなのでは、と噂されるようにもなりました。
さて、そのODAも巨額の財政赤字を建て直す一環として、削減の対象となり世界一を誇っていた日本は、米国、英国、独、仏に
抜かれ世界5位に転落し、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会に加盟する22カ国の中で20位という
低さになった事が、(国内総所得に対する比率が0.17%)一部の政治家、有識者の間で憂慮されています。
1991年から10年連続で世界一を誇っていましたのに残念ながら、「骨太の方針」では2011年まで削減されることになっていますので、
これでは日本は援助に不熱心な国という評判が定着してしまいます。巨大な財政赤字を抱え、景気の足取りもおぼつかないとは言え、
依然として世界第二の経済大国です。このままでいいのでしょうか? ワタクシもそう思います。
また 以前から日本の援助は「巨額の割には姿が見えない、現地の人達に知られていない」と指摘され、印象が薄いとの評価でした。
ラオスなどでは日本は最大の援助国だそうですが、三番目の中国の「中華人民共和国贈呈」というロゴの入った救急車や警察車両が
目立ち、観光名所には「中国からの贈り物」と書かれた看板が随所にあるそうです。
このような行為は、あえて意識的にやるものでは無いとは思いますが、ラオスの人達が「中国が一番の援助国だ」と思っていたら残念です。
実態は、中国のODAの金利は日本よりも高く、償還期間も短く、鉄・コンクリートあるいは労働力まで持ち込む条件付もある
“したたかさ”のようです。水力発電ダムにしても、天然資源を得ることが目的での援助だと言われています。
今年のODA予算は約7千億円だそうですが、ODAは世界貢献の最大の武器であり、今まで日本はアジアの経済発展に大きく
貢献してきましたが、本当の意味での発展はこれからでしょう。ここで予算が削減されていく事は、更なる印象が希薄となり
中国の予算にも、印象度にも追い抜かれてしまう無念さはワタクシだけでしょうか?
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こうして大手業者-現地大使-現地政府-日本の利権政治家 これががからんでODAが決められます。だから井戸堀なんかの安いODAはまったくありません。大手業者は立ち入る金額ではないからです。
またスワナブーム新空港はタイへの最後のODA(タクシンはこれが最後のODAだ、今後日本からのODAはもういらないと発表した)です。この空港でのモニターTVはサムスンにおさえられてしまった。パナソニックではないのだ。日本のODAで作られた空港に韓国のサムスンに、、。なぜだ。日本の政治力の貧困さがわかってくる。駐タイ日本大使の怠慢の象徴ではないか。起工式や完工式にはそりくりかって出席しているのに。新空港に日本企業のTVが設置出来ないなんてまさに日本の政治力のなさにガックリです。金をばらまくことしか能のない日本の政治家、外務官僚。日本の大臣が外遊すると必ず援助の金をみやげ持参する。ああほんとうになさけない。
一体どこに要因があるんでしょう?
困ったモンですね。