未勝利の若手一番手の実力者・西郷真央プロ(20)が、国内ツアーの開幕戦
「ダイキン オーキッドレディス」で、いきなりの逆転初優勝を飾りました。
最終日、トップと5打差の8位から出た西郷プロは、67で回り通算10アンダーで、念願の
初優勝をもぎ取りました。 昨季(20年~21年統合)のプロデビューから51試合目です。
昨季は7度の2位など21試合のトップ10入りで獲得賞金は約1億7,900万円でした。
掴みかけては逃し続けてきた頂点に、ようやく手が届き8度目の正直です。今回の
大会も昨年は、初日から首位に立ち、完全Vに王手をかけながら、結果は4位。
それが今回の優勝賞金2,160万円を加え、新人だった昨季と合わせて51試合目での
20歳149日で賞金2億円を突破。 生涯獲得賞金が2億円に達した年齢としては、
05年に、20歳105日で突破した宮里藍さんに次ぐ、二番目の最年少だそうですヨ。
最年少三番目は、今季米国ツアーに参戦している古江彩佳プロで21歳150日ですからネ。
今季は開幕戦でいきなり頂点を掴み、今年は何勝するでしょうネ。期待がかかります。
西郷真央プロは千葉県船橋市出身で、お父さんの雄史氏の影響で幼少からゴルフを始め、
麗沢高入学前の17年3月に「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の一期生になっています。
19年6月には台頭し「日本女子アマ」を制し、同年11月にプロテストに合格しプロへ。
優勝会見中に、師匠の尾崎将司プロからお祝いのコメントが届いたようですが、
ジャンボ尾崎は原英莉花・笹生優花プロと三人目の若手優勝者を出したことに …
このオフは、“時間がもったいない” と成人式にも出席せずにジャンボ邸などで練習を
重ねたといいます。ジャンボ尾崎から、“何といってもゴルフに対する考え方や取り組みが
優等生で、プロの中でもそのゴルフ頭脳は、トップではないかと思う” と言わしめています。
開幕前には、ジャンボ尾崎から、初タイトルに向けた贈り物として、ヘッドスピードを
上げるための特製素振り棒を渡されたといいます。試合に持参して鍛えているようです。
<山下美夢有プロとVサイン>
憧れ尊敬する選手は、通算50勝の永久シード選手・不動裕理プロとのこと。そう言えば、
不動プロも初優勝までに2位が6回あったといいます。それを上回りましたからネ。
「新世紀世代」と呼ばれる笹生優花・山下美夢有プロに続く、21世紀2001生まれ三人目の
ツアー優勝者・西郷真央プロは、これからもっと強くなるでしょうネ。 楽しみです。
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