日タイにおいてコロナウイルスの新規感染者数が、徐々に減っているようですが、
タイ国ではここのところ、毎日50人の死者数が出ていることが気にかかります。
昨日の死者は65人で、一日の死者数として今年に入り最多でしたネ。
7日に報告があった新型コロナの新規感染者数は、入国・帰国者102人を含め、計2万
1,162人。 バンコク都は2,803人、パタヤが位置するチョンブリ県で784人でした。
ワクチン接種率は、一回は77.6%、二回が71.7%、ブースター接種済は30.3%です。
タイ保健省では、その感染者のコロナウイルスの亜種別調査を行なっています。2月26日~
3月4日の感染者1,905人が対象でした。933人がオミクロン株BA.2、869人がオミクロン株
BA.1、96人がオミクロン株B.1.1.529、7人がデルタ株に感染していたと発表しています。
BA.2が台頭しており、新たにオミクロン株B.1.1.529という変異株が出ているようです。
日本でも僅かですが、オミクロン株B.1.1.529系統の変異株として確認されていますネ。
いずれタイでは、デルタ株に代わってオミクロン株(BA.1とBA.2)が99.6%を占めています。
ですが、現在は すべてのエリアで、BA.2 が BA.1 を上回り、取って代わりつつあるようです。
タイ保健省の医学部は、デルタ変異体とBA.1に有効な治療ができても、BA.2に対しては
それほどでも無いと述べていますので、それで最近は死者が出ているのでしょうかネ。
世界保健機関はBA.2がBA.1よりも重篤とはしていませんが、BA.2はBA.1よりも1.4倍の
伝染性が高く、家庭内で10%多く広がっているという調査結果があると聞いています。
今月初め、日本でも感染力が強いとされる「BA.2」系統のウイルスについて、京都大学と
北海道大学のグループ調査で、東京都において、4月にはオミクロン株全体の74%が、
この「BA.2」ウイルスに置き換わるという試算結果を公表していました。
タイ国ではワクチンの二回目接種率が71.7%(日本は6日現在79.7%)ですが、ブースター
接種では日本の25%(6日現在)より30.3%と上回っています。ですが、BA.2に対しては
効果が少ない、と言うことであれば怖いですよネ。 感染力が高いだけに懸念されます。
タイ国も「ウィズコロナの時代」と捉えて、外国人観光客に門戸を開き始めていますが、
今でも死者も増えてコロナウイルスが、まだ流行中であることを忘れてはいけませんネ。
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