愛用している2台のパソコンが同時に壊れ、完全復旧もままならぬうちに海外出張に発ち、疲弊して帰国した数日後、待ちに待ったほぼ日手帳2006が届きました。
ほぼ日オリジナルと思しき包装を解くとオレンジ色の箱が姿を現しました。例のおサルさんと2006という数字が描かれたフタを開け、「セフティ・マッチ氏の銀の言葉」に出迎えられながら、ほぼ日手帳2006と、あわせて注文したオプション達と初対面です。こんなに綺麗に梱包されているとは思いもよらなかったので幸先の良いスタートです。
余談ですが年内にストアノートを作ってほぼ日ストアで買い物をするともれなく「ほぼ日ストアノート」リアル版がもらえます。「ほぼ日ストアノート」リアル版のことは知っていたのですが、年内の注文でもらえることに気付いていなかったのでちょっとうれしい誤算でした。もっとも「ほぼ日ストアノート」リアル版はちょっと変わったノートなので、何に使うか思案のしどころではありますが。物欲王なだけにこのノートに物欲をぶつければ良いのでしょうかね。
ほぼ日手帳2006本体はやや厚手の文庫本といった感じです。バイブルサイズのシステム手帳に慣れた僕にとっては少し小さく感じます。ダイアリーページに用いられている紙はかなり薄手で英和辞典や国語辞典を連想させます。上質な紙だとは思いますが普段使っているリフィルに比べると折れ易そうな印象を受けました。慣れの問題かも知れません。
こうして手に取ってみると、1日1ページで、各ページには基本的に方眼罫しか印刷されていないというデザインは秀逸ですね。全面メモ用紙のようで、かなり便利に自由に使えそうです。方眼のマス目は小さめですが、細字の3色ボールペンがおまけでついてくるので、字が大きめの方でもさほど気にならないでしょう。
カバーは牛革オイルコーティングのものを注文しました。Webページの写真で見るよりも実物は鮮やかな色合いです。ただ、「知っておいてほしいこと。知っておくといいこと。」にも記載がある通り、シミ・傷・黒い点・色ムラが結構目立ちます。中でも色ムラが一番気になり、内ポケットに使用されている革に至ってはポケット毎に微妙に発色が違って見えます。もっとも今使っているシステム手帳とほぼ日手帳2006とではあまりに価格差があるので、同じ基準で評価するのが酷なのかも知れません。むしろ毎年新色を楽しむつもりでカバーは1年限り使うものだと思えば、これはこれで良いような気がします。(そもそも革なので多少の汚れは使ううちに馴染んできますし)
地味ではありますが専用下敷きは買って良かったです。文庫本サイズの下敷きにお目に掛かることはあまりないですし、ほぼ日手帳2006にすっきりと収まるので好印象です。線を引いたり紙をちぎったり工夫次第では便利に使えそうです。
反対にちょっとがっかりしたのがほぼ日のメモパッドです。あらかじめWebに掲載されているサイズをきちんと確認しておけば良かったのですが、てっきり文庫本サイズだとばかり思っていたので、実物の予想外の小ささに驚いてしまいました。これなら別途ノートを用意するかもう少し大きめのRHODIAを併用した方が良いかも知れないです。僕はメモを沢山とる方なのでほぼ日のメモパッドで事足りるのかちょっと心配です。
とはいえ全体的な満足度は高く、すでに12月の予定を書き込むのが楽しみです。