物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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ほぼ日手帳2006に切り替える

2005-12-31 01:11:02 | 文房具

年末の休みに入り慌ただしい予定もなくなったので、手帳をこれまで愛用してきたシステム手帳からほぼ日手帳2006に切り替えてみました。

ここ7年あまりバイブルサイズの手帳を使い続けてきたこともあり、やはり文庫本サイズのほぼ日手帳2006はメモできる分量がやや少ないような気がしなくもないですが、持ち運びやすい大きさと遊び心のあるデザインが来年一年を楽しくしてくれるのではないかと期待させます。当面はあわせて購入したメモパッドを併用していくつもりですが、もし書き足りないようなら伊東屋のカラーチャートでも買い足そうかと思っています。伊東屋のカラーチャートのチーズ色はほぼ日手帳2006のマスタードに割と近いのではないかしら。

ほぼ日手帳2006を使っている人にとっても、そうでない人にとっても2006年が良い年でありますように。


ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。

幻冬舎

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囲碁ブーム再来

2005-12-31 00:25:58 | 
4年程前、僕の中で囲碁が強烈に流行りました。子供の頃からボードゲームが結構好きだったのですが、真剣に囲碁に取り組んだのはそのときが初めてでした。年寄り臭いイメージの囲碁ですが、いざやってみるとかなり面白く奥が深いものです。

結局1年ばかり経ったところで個人的な大きな出来事が起き、そのときのブームはあえなく去ってしまったのですが、ここ最近またブーム復活の兆しを見せています。ちなみにkizasiで見る今日のランキングによれば「囲碁」は100位以内にも入っていません。1位が「ノーブラ宣言」とかなりマニアックな単語であるにも拘わらず100位以内に入れない「囲碁」はやはり僕だけのブームなのでしょうか。

ともあれ世間の「ノーブラ宣言」ブームをよそに、今日銀行に行ったついでに本屋さんで『アマが強くなれない4つの理由』という本を買ってみました。著者の武宮正樹氏は、スキンヘッドとともに個性的なファッションセンスも光る人気プロ棋士の一人です。独特のルックスもさることながら、本業の囲碁も実に独特な棋風で、数多くのタイトルを獲得している実力者なのです。ビジュアル、実力とも素晴らしいお気に入りの棋士なので、僕はよく武宮正樹氏の本を買うのですが、今日も何気なく本屋さんに立ち寄っていろいろなジャンルの最新刊を見ていたら『アマが強くなれない4つの理由』が発売されたばかりと知り、1冊手に取るやレジに直行してしまいました。この表紙の写真からしてもうたまらないですよね。出版者側も狙っているに違いありません。

内容はとてもシンプルで、アマチュアが上達するためのポイントを様々な実戦例を引きながら分かり易く解説してくれるものです。例示される実戦も「次の一手はどこに打つべきか」という問題形式になっているので受け身になり過ぎることなく、クイズ感覚で読み進めていけます。本当は僕のような初心者ではなくもう少し上級者向けなのかも知れませんが、筆者の言わんとするところは難なく理解できる良書だと思います。

偶然手にした一冊でまたもや僕の囲碁ブームが再燃してきました。丁度冬休みでもあることですし、この年末年始を利用してもう一度囲碁の勉強をはじめてみたいと思います。


アマが強くなれない4つの理由

毎日コミュニケーションズ

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Firefox 1.5

2005-12-30 03:45:36 | OS/ソフトウェア/SaaS
FirefoxのWebページを何気なく見てみたら、1.0.7がバージョンアップしていきなり1.5になっていることに気付きました。数字の上がり方が大きいのでかなり期待しつつインストールしてみました。

もっとも分かり易い変化は動作速度ですね。以前のリリースでは、我が家の旧型Macでは正直快適とは言い難かったのですが、Firefox 1.5では実用レベルの速度で動いてくれます。比較的新しいWindowsマシンにもインストールしてみましたが、こちらでも動作速度の改善が実感できました。パフォーマンスアップのためだけでもインストールする価値はあります。

また、今まで出来そうで出来なかったタブのドラッグ&ドロップによる入れ替え機能が追加されていて、個人的にはかなりうれしいです。調べものをしているときに利用価値が高いページ順に並べ替えられれば良いなと思うことがしばしばあったので、地味ではありますがこの新機能はありがたいかぎりです。



Get Firefox
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機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11)

2005-12-27 01:02:53 | ガンダム
世の中の理不尽さに落胆し、訳の分からない要求の連続に生きることの意義を見失いそうになる毎日ですが、唯一今日私に差した光が『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』の11巻でした。ガンダムの新刊に生きる意味を見出しているようでは明らかに負け組なので、むしろ『ドラゴン桜』でも読んで社会のルール作りに参画するための術でも学んだ方が良いのでしょうが、待ちに待った最新刊なので今日のところは何と言われようとこれで良しです。

11巻はガルマとシャアの士官学校生活と1年戦争の契機となる出来事が描かれています。もちろんテレビ版にはなかったエピソードなので一気に読み切ってしまいました。10巻に比べると妙にページ数が少ないのが残念ですが、多忙な年末に敢えてリリースした角川書店の気概に免じて許しちゃいます。

読み終わってみると、やはり大志ある者は東大ではなくジオンの士官学校だなと思いましたね。


機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11)

角川書店

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流行の兆し

2005-12-20 01:55:14 | 身近な数字
kizasiというWebサイトがあるのをご存じでしょうか。直近の24時間(または1週間ないし1ヶ月)にブログで最も用いられた単語と、その関連語をリストアップしてくれるサイトです。

ちなみにこのblogも検索対象に入っているのかと思っていろいろ試してみたところ、「Happy Prince」で検索したらヒットしました。しかし「Happy Prince」という言葉はここ1ヶ月で3回しか使われていないようです。かなりニッチな内容を取り扱っているのでしょうか>自分。

ここ数年SNSやblogのように人間と人間を一定の関係でつなげてくれるツールが流行っていますが、最近では写真にタグを付けてつなげてみたりkizasiのように単語と単語のつながりを一定のルールで抽出してみたりと一段階抽象化が進んだものが出てきているので面白いですね。もう少し経つとより抽象化された面白いサービスが生まれそうな兆しがありますね。
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美しい日本語を書くために

2005-12-17 05:02:33 | 
残業に辟易しつつもどうにか家にたどり着いた深夜、自分の部屋で一人ネクタイをゆるめていると無性に童話が読みたくなることがあります。今晩何となく本棚から取り出したのはOscar Wilde『The Happy Prince』でした。しかしOscar Wildeは凄いですよね。1行目からして「High above the city, on a tall column, stood the statue of the Happy Prince.」ですから。映画であれば幸福の王子が俯瞰する市街をひきで撮って、カメラを像に向けるような絵が目に浮かぶようです。こんな文章が書けるようになるには何年英語を勉強すれば良いのでしょう。ということで今晩は「どうすれば美文が書けるようになるのか」という果てしない課題に対して、これまで僕が思い悩んできた過程を告白してみたいと思います。

別段作家やライターになりたい訳ではありませんが、きれいな文章が書けることは悪くないことだと思っているので、それらしき本を何冊か読んだことがあります。中でも特筆するに値するのはまず三島由紀夫の『文章読本』谷崎潤一郎『文章讀本』です。前者は確か雑誌「主婦の友」の付録をもとに書籍として出版されたもので、かなり分かり易く三島流「文章のなんたるか」が書かれています。個人的にはあまり好きな内容ではないのですが、好き嫌いは別としても納得させられるものがありますね。他方、谷崎潤一郎『文章讀本』はというと「論理が破綻している」というような否定的な声を聞いたこともありますが、個人的には三島由紀夫の『文章読本』よりも好きな内容です。ロジックを超越した「日本語の美しさとは何か」がつまっていて、本書を読めば誰しも美しい日本語を書きたくなることでしょう。

評判が良い割に読んでがっかりしたのは『理科系の作文技術』です。正直、論文やビジネス文書を書くのであっても『理科系の作文技術』が目指す日本語は美しくないと思います。ただ、ビジネス文書や技術文書を書く上で押さえるべきポイントが何かという点についてはいくつか参考になる記述はありました。

ビジネス文書の作成という目的であれば、僕のイチオシは何といっても東洋経済新報社の『ロジカル・シンキング』ですね。この本は戦略系コンサルティング・ファームの雄マッキンゼー&カンパニーでエディティングをしている方が論理的なコミュニケーションのコツを伝授してくれるものです。文章自体の美しさを教えてくれる類のものではありませんが、プレゼンテーション資料や電子メール等ビジネス文書・技術文書を書くときのポイントを押さえる目的であれば『理科系の作文技術』の何十倍も価値があると感じました。

# 値段も4倍くらいの開きがありますが...

あと、マニアックな勉強法なのかも知れませんが、辞書を読むというのも結構ためになるような気がします。最近のお気に入りは、ほとんど駄作なく辞書を出し続ける大修館の『明鏡国語辞典』とIT業界のデファクト・スタンダードである三省堂の『新明解国語辞典』です。いずれの辞典も百科事典のような表層的・総花的な記述を廃し日本語と真摯に向き合った語義を提示してくれるので、国語辞典にも拘わらず読み物として楽しめてしまいますね。

と、紆余曲折あったのですが、最終的にはやはり三島由紀夫の『文章読本』にもある通り、美しい文章に沢山ふれて文章の美醜を見極める審美眼を養うのが一番の早道だという気がしてきました。僕がもっとも美しいと感じる日本語はやはり谷崎潤一郎の日本語です。特に関西移住後の作品を読むと日本語が母語で良かったと思ってやみません。

そういえば「秘密」とよく似たOscar Wildeの短編(タイトルを失念してしまいました)がありますね。谷崎潤一郎は東大英文科出身なので海外の美文家に酔いしれた一人だったのかも知れません。


文章読本

中央公論社

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激・戦国無双

2005-12-15 02:37:12 | ゲーム
休日に髪の毛を切りに行ったら理容師さんとゲームの話になり、いくつか面白いゲームタイトルを教えてもらいました。たまたま量販店のそばを通りかかったときにそのことを思い出し、「激・戦国無双」というゲームを買ってみました。

実は薦められたゲームの名前をきちんと覚えていなくて、漠然と「何とか無双」だった記憶しかありませんでした。いざゲームソフトの売り場に行ってみると、困ったことに「激・戦国無双」の他に「真・三國無双」というのもあるではないですか。PlayStation Portableのゲームなので高額という訳ではないですが、間違ってつまらないものを買ってしまっても困るのでどちらにするかかなり悩ましいところです。が、よくよく見てみると発売元はいずれもコーエーで、リリース年が1年違いという微妙な違いがあったので、安直に新しいリリースの「激・戦国無双」を買うことにしました。

正解が本当はどちらのタイトルだったのかは未だにわからないのですが、「激・戦国無双」はかなり爽快ですね。このゲームは、何人かの戦国武将(といっても史実はまったく無視されていますが)から一人を選び、敵対勢力を容赦なく刀で斬りつけていくという単純明快な内容です。難易度をソフトウェアに促されるままにやさしく設定していることも影響しているのでしょうが、それこそ髪の毛でも切るかのようにいとも簡単に、勢い良く「じょきじょき」と敵を切り倒していけるので日頃のストレス発散には最適です。コーエーと言えば「信長の野望」を筆頭に歴史物のシミュレーションゲームが思い浮かぶのですが、この「激・戦国無双」に限っては史実はどうでも良いと思える程「ざくざく」と敵を切り倒していく快感が味わえます。まるでボタン1つでザク2機を粉砕するかのごとき爽やかさですよ。

よくゲームを楽しんでいるときの脳は性的な絶頂を迎えるときのそれと同じ状態だと言われますが、まさにそれが実感できるゲームです。このままだと1ヶ月と経たないうちにゲーム脳ですね...


激・戦国無双

コーエー

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知られざる名作-劇画版?『機動戦士ガンダム』

2005-12-14 01:27:08 | ガンダム
先日『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の素晴らしさを書き綴ったばかりですが、昨日職場の同僚からもっとすごいガンダムのマンガを教えてもらいました。秋田書店から出版されている『機動戦士ガンダム』(岡崎優著)というコミックです。

実物を入手した訳ではなく、その凄さを克明にレポートしているWebページを見ただけなのですが、ガンダムの域を超えて一瞬『巨人の星』かと思えました。あの雰囲気なら「ニュータイプ養成ギブス」が出てきてもおかしくないですね。とにかくあまりの強烈さに失禁しそうです。

# 年末に書店(古書店?)でも巡って探してみようかしら。

しかしガンダムをよくご存じない方は必ず『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』やテレビ・映画版のガンダムから入門してくださいね。初心者には危険すぎます。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) カドカワコミックA

角川書店

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GUNDAM - GENERATING FUTURES

2005-12-12 00:14:03 | ガンダム
土曜日に最近では珍しく一人で外出したので、出掛けたついでに上野の森美術館で開催中の「ガンダム-来るべき未来のために-」という展示を見に行きました。

館内に入るまではガンダム・フリークのためのもっとマニアックな展示会かと思っていたのですが、流石に美術館で開催されるだけあって純粋な現代アートの展示として楽しめる内容になっていました。多少ガンダムのストーリーを知っていた方がベターかも知れませんが、予想に反してアート性も高くかなり満足できました。ガンダムをまったく見たことがない人と一緒に行ってもこれなら大丈夫ですね。

内容はというと、ガンダムの1年戦争の世界観を下敷きにしながら、戦争、進化、生命という3つの切り口で作品が並べられています。報道されていた1/1コアファイターやセイラさんの巨大な石膏像も凄かったのですが、書道家による文字主体の作品や、爆発や閃きといった抽象的な概念を実体化した作品、コロニーの生態系を表現したオブジェ、森羅万象と一体化した世界を表す映像作品など、目を引く展示物が沢山ありました。僕は検査してもらいませんでしたが、ニュータイプ適性検査が行われていたり、この展示会でしか手に入らないガンプラなどのグッズが売られていたりとイベント性にも富んでいました。

ちなみに入館時に500円で貸し出してもらえる作品の音声ガイドは是非借りるべきですね。アムロとシャア役の声優さんが出演していて結構面白かったです。もちろん音声ガイドの内容は作品の解説なのですが、展示自体が真面目な現代アートなだけにアムロやシャアの科白でもないとガンダムっぽい雰囲気が物足りないですよ。
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ほぼ日手帳の秘密

2005-12-07 03:25:06 | 
『ほぼ日手帳の秘密』を買ってみました。

薄手の本なので内容はシンプルに(1)糸井重里氏のインタビュー、(2)43人のほぼ日手帳使用例、(3)初代~2006年版までのほぼ日手帳の軌跡という感じです。(1)、(3)ともに読み物として面白いのですが、やはり(2)が一番楽しいですね。

使用例といってもビジネス誌にある「効率を高めるための手帳術」という類の情報というよりは、いろいろな人の使い方をカタログ的に集めたような雰囲気で肩の力を抜いて眺めることができます。ここ何年間もバイブルサイズのシステム手帳で過ごしてきた僕にとっては文庫本サイズのほぼ日手帳ではさして書き込めないのではと思っていたのですが、皆さん実にたくさんのことを書き記していてかなり驚きました。人によっては日付すら無視して書いている使用例もあり、これもまた楽しみ方の一つだなと感心してしまいました。

2日で1ページの12月が物足りない方には来年1月までほぼ日手帳の興奮を持続させるのに丁度良い読み物だと思います。


ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。

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