物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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ThinkPad X60購入

2007-04-14 05:07:14 | コンピュータ/スマートフォン/周辺機器
お昼休みに入ってもしばらくオフィスで仕事を続けていたところ、突然化学臭が鼻を突きました。鼻の利かない僕でも感じるくらいの異臭だったのでかなり強い臭いだった筈です。何かが焼け焦げたと気付いたときにはすでに画面は暗転し、二度と光が戻ることはありませんでした。ここ2年半ばかり苦楽を共にしたThinkPad X40とのお別れの瞬間でした。

ついこの前RDZ-D900Aを買ったばかりだったので、パソコンを買うには嫌なタイミングです。しかしパソコンなしで日々の仕事をこなしていくのはつらいので、諦めて次なる代替機の比較検討をすることにしました。ThinkPadが壊れたのがそもそもの発端なので、できれば他のメーカのパソコンにしたかったのですが、僕の求めている条件を一番安価に実現できるのはまたもやThinkPadでした。不幸な事故が起こるまでは非常に満足して使っていたわけですし、一と月に何十万円も電気製品に投入するゆとりはないので、この際、実利優先です。僕が選んだのはX30/X40シリーズの後継にあたるThinkPad X60でした。

夜中にLenovoの直販サイトで購入申し込みをしたところ、翌日の夕方には注文したThinkPad X60が宅配便で我が家に到着しました。実質1営業日で出荷できてしまうのには驚きです。Appleとは対照的な、何の愛着もわきそうにない簡素な梱包を解き、早速電源を入れてみました。鎮火したX40と比較するとX60はやや厚手になった印象です。X60は電池パック部分がややふくらんでおり、横から見ると手前からヒンジ部分の後方に向かってくさび形になっているのでそう感ぜられるだけなのかも知れません。ブランドもlenovoからIBMに変わったものの、お馴染みのIBM三色ロゴは健在で、lenovoを感じさせるものは液晶の下に控えめに貼り付けられているロゴと、Access IBMボタンがThinkVantageと改名されているところくらいでしょうか。

キーボードはキーの形やキーピッチに無理のない7列キーボードです。ただ、これまで頑なにWindowsキーを付けなかったThinkPadにも拘わらずWindowsキーとアプリケーションキーが追加されており、その代償として右Altキーがなくなってしまいました。右Altを削ったことでかろうじてスペースキーの大きさは以前とほぼ同じサイズに保たれていますが、この点は賛否が分かれるところでしょう。また変わったと言えばトラックポイント・ボタンがX40のそれに比べてやや小さくなってしまいました。X40と同じ感覚でいると心持ち親指を突き出さないと届かないので若干の違和感があります。時間が解決してくれることを祈るばかりです。キータッチはその昔X40を買ったときに装着されていたものと同く柔らかめです。X40のキーボードが故障した際にIBMの保守サービスから送られてきた代替品はもっとカチャカチャした、ややメカニカルな感じのするキータッチで、個人的にはこちらの方が好みに近かったです。個体差なのか、新しいモデルはすべて柔らかめのキータッチになったのかは定かではありません。しばらく使ってみて馴染めないようだったら英語キーボートにしてしまおうかしら。

ディテールに関する記述が先行しましたが、Pentium M(Banias) 1.2GHzで1.8" HDDのX40に比べるとIntel Core Duoで2.5" HDD(5400RPM)のX60は圧倒的に早いです。起動時間一つをとっても体感で2~3倍は早くなっているような気がします。特にHDDの遅さは致命的だったので今後はストレスなく仕事ができそうです。

# ただし「燃えなければ」という条件付きですが...


インテルCentrino Duo搭載ThinkPad T60 [468x60]
コメント (2)
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