最近村上春樹
氏による翻訳本を沢山見掛けるので、試しに1冊買ってみることにしました。
僕が手にしたのは『Carver′s dozen - レイモンド・カーヴァー傑作選』。これが思いの外楽しめる本でした。翻訳作品だとあらかじめ言われなければ気付かないくらい含みのある文章が、ヘミングウェイばりの簡潔な単文の連続で綴られています。いずれの話にもヒーローやヒロインの姿はなく、どちらかというと社会的にはダメな部類の人々が淡々と描かれています。例えとして妥当かどうかは分かりませんが、巧みに書かれた劇団ひとりの『陰日向に咲く』、あるいはヘミングウェイ
と丸山健二
を足して2で割ったような感じ、というのが直感的な印象です。『Carver′s dozen - レイモンド・カーヴァー傑作選』は短編集ですので、通勤途中に電車内で簡単に読み進めることができますし、短編ならではの読後の余韻や含みを楽しめます。
外国作品だからといって、原文ではない翻訳書だからといって、短絡的な評価を下すべきではないと言うことが身にしみて分かった秀作です。
僕が手にしたのは『Carver′s dozen - レイモンド・カーヴァー傑作選』。これが思いの外楽しめる本でした。翻訳作品だとあらかじめ言われなければ気付かないくらい含みのある文章が、ヘミングウェイばりの簡潔な単文の連続で綴られています。いずれの話にもヒーローやヒロインの姿はなく、どちらかというと社会的にはダメな部類の人々が淡々と描かれています。例えとして妥当かどうかは分かりませんが、巧みに書かれた劇団ひとりの『陰日向に咲く』、あるいはヘミングウェイ
外国作品だからといって、原文ではない翻訳書だからといって、短絡的な評価を下すべきではないと言うことが身にしみて分かった秀作です。
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