カメラは知的な遊びなのだ

GD DIGITAL IIを購入してから早一と月以上経ちました。昔からGR1が気になっていた僕としては、使い勝手や写りはさておき、GRシリーズを手に入れたことがちょっとうれしくて、未だにGD DIGITAL IIブーム継続中です。盛り上がった気分を満たすために『GR DIGITAL パーフェクトガイド』シリーズは当然全種類購入し、続いて『カメラは知的な遊びなのだ。』を手に入れました。

内容は田中長徳氏のエッセイといった雰囲気で、デジタル一眼レフは型落ちした中古を買えだとか、RAWは使うなとか、コンピュータ選びのノリでスペック重視に陥りがちなデジタルカメラユーザには恐らく新鮮な言葉が続きます。僕もこのままデジタルカメラを普通に使い続けたとしたら、きっと本書に書かれるような深みにはまって失敗していたことでしょう。

思い起こせば僕に写真の楽しさを教えてくれたのも単焦点レンズを搭載したコンパクトカメラでした。GD DIGITAL IIである必要はないですが、写真を本当の意味で楽しむのであれば肩肘張らずに使い続けることが出来るカメラを手に入れて、本書が提案するように肌身離さず持ち歩くのが良いことでしょう。

カラー版 カメラは知的な遊びなのだ。 (アスキー新書 51) (アスキー新書 51) 田中 長徳 アスキー このアイテムの詳細を見る