先月末から自宅で私用に使っているMacと仕事で使っている
ThinkPad X40の両方とも調子が悪くて困っていたのですが、今月に入ってほぼ同時に故障してしまいました。どうして家電製品というものは連れだって逝こうとするのでしょう。
仕事に支障が出ても困るので
ThinkPad X40を優先して直すことにしました。
ThinkPad X40はというと、どうも内蔵ディスクの調子が悪く、起動する度にいくつかのファイルが壊れていくような症状です。もちろんソフト的に何か問題があってファイルが破壊されている可能性も否定できません。ただ、僕が使っている
ThinkPad X40は内蔵ディスクは40GBしかなく空き容量も少なくなってきていたので、ディスク容量の拡張もかねて内蔵ディスクを交換することにしました。
ThinkPad X40の内蔵ディスクは1.8インチのものです。実は1.8インチドライブを内蔵したパソコンを使うのは
ThinkPad X40が初めてだったので、どんなドライブを買えば良いのかよくわかりませんでした。先人の知恵を借用すべく、Webで
ThinkPad X40のディスク交換した事例を探してみたのですが、意外なことにほとんど事例が見あたりません。まれにあっても僕が元々使っていた40GBタイプのものへ交換した例でした。事例はあまり豊富ではありませんでしたが、
ThinkPad X40で使われているドライブは日立製
C4K60というモデルのようなので、
C4K60の60GB/IDEインタフェースのものをオンラインショップで注文ました。
翌日宅配業者から受け取った
C4K60を開梱し、早速
ThinkPad X40への取り付け開始です。が、拍子抜けする程簡単な作業で、10分とかからずあっさりと交換できてしまいました。ノートパソコンのHDD交換というとたいていキーボードの基盤を外したり、内部のケーブルを抜いたりと若干面倒な作業であることが多いと思うのですが、
ThinkPad X40はドライバ1本でディスク交換ができるので素晴らしいです。唯一手こずった点を敢えて挙げれば
ThinkPad X40の内蔵HDDには放熱用?の金属カバーが両面テープで接着されているのですが、ノリの粘着力がやや強いために剥がすときにその金属カバーが折れそうになることくらいでしょうか。
HDD交換作業の何十倍もの時間をかけてOSとアプリケーションをインストールし、今日になってどうにか使えるようになりました。今までディスク容量節約のためにプリインストールされている
Windows XPを消してWindows 2000を入れ直して使っていたのですが、今回はディスクにゆとりがあるのでデフォルトの
Windows XPに戻してみました。来年には
Windows Vistaがでるそうですが、今頃
Windows XPに移行している人なんて僕くらいでしょうか。考えてみればWindowsw 2000を買ったのも
Windows XPのリリース後だった...
余談ですが1.8" HDDは本当に小さいですね。
C4K60と一緒に1.8" HDD用のディスクケースも買ったのですがMDケースくらいのサイズしかありません。パフォーマンスがいまいちなのであまり1.8" HDDは好きではなかったのですが、持ち運び用の外付けディスクとして使うのなら1.8" HDDの小ささはかなり魅力的です。