GR DIGITAL IIで撮った写真をプリントしてみることにしました。
ときどき知人からもらうプリントや、年賀状でデジタルカメラの写真を目にしてきましたが、一目でデジカメと分かる色調や画質であることが多いので、デジタルカメラ全盛のご時世にも拘わらず、依然としてフィルムカメラの方が圧倒的に綺麗だという印象を持っていました。しかし、写真誌など見るとデジタルカメラはごく普通に使われていますし、写真によっては一見フィルムと区別がつかないものも少なくありません。プロ写真家ですらデジタルを使うのですから、僕のような素人の撮る写真であればそれこそGR DIGITAL IIクラスのコンパクトデジタルカメラで事足りるような気もします。そこでフィルムカメラで撮った写真とGR DIGITAL IIの写真をプリントし比べてみることにしました。
GR DIGITAL IIは僕にとって初めてのデジタルカメラなので、デジタルカメラで撮影した写真をプリントするのは初体験です。経験がないためにDPE店に持ち込むデータをどうしたら綺麗にプリントできるのか、またそもそもどこにプリントを依頼すれば綺麗に仕上がるのか皆目見当がつきません。そこでまずは手軽さを優先し、GR DIGITAL II標準のJPEGファイルを近所のDPE店に持ち込んでプリントしてもらうことにしました。比較対象がないと評価のしょうもないので、あわせてGR1のライバル機の一つであったCONTAX T3で撮影したフィルムも同じDPE店に持参して同時プリントを発注しました。
結果は予想に違わずCONTAX T3の圧勝です。近所のDPE店で、しかもL版のプリントにも拘わらずT3の美しさは圧倒的でした。デジカメは恐るるに足らずといったところです。ただ、こんなに簡単に勝負がつくならプロ写真家も含めてここまでデジタルが普及することもないでしょう。プリントの仕方がそもそもよろしくない可能性を疑いました。
まず、近所のDPE店に持ち込んだJPEGはそもそもGR DIGITAL IIにとっての最高画質ではありませんでした。また、よくよく考えてみれば普段プリントするときは富士フイルムの純正プリントでお願いすることが多いので、プリントを依頼した先が良くなかった可能性もあります。そこで、GR DIGITAL IIのデフォルト解像度のJPEGファイルと、RAWで記録したものを自分の好みの画質に調整した上でJPEGファイル化したものを富士フイルムのデジカメプリントサービスでプリントしてみました。数日後にプリントがメール便で届いたのですが、意外にこれがなかなかの出来栄えです。GR DIGITAL IIのデフォルト解像度のJPEGファイルからのプリントは色合い(特に人の肌など)が若干変ですが、輝度差がなく色味のはっきりした絵であれば割と見られる雰囲気です。RAWデータを元にしたプリントであれば、JPEGとは比にならないくらい綺麗なプリントになっていました。フィルムからのプリントに比べると若干線が細いような気もしますが、少なくともL版であれば十分実用的な画質です。
爺くさいと言われようが依然として色味や画質はフィルムカメラで撮った写真の方が好ましいと感じます。ただ、普及するだけあってコンパクトカメラであってもデジカメプリントがそんなに悪くないと実感できたのは一つの収穫でした。
ときどき知人からもらうプリントや、年賀状でデジタルカメラの写真を目にしてきましたが、一目でデジカメと分かる色調や画質であることが多いので、デジタルカメラ全盛のご時世にも拘わらず、依然としてフィルムカメラの方が圧倒的に綺麗だという印象を持っていました。しかし、写真誌など見るとデジタルカメラはごく普通に使われていますし、写真によっては一見フィルムと区別がつかないものも少なくありません。プロ写真家ですらデジタルを使うのですから、僕のような素人の撮る写真であればそれこそGR DIGITAL IIクラスのコンパクトデジタルカメラで事足りるような気もします。そこでフィルムカメラで撮った写真とGR DIGITAL IIの写真をプリントし比べてみることにしました。
GR DIGITAL IIは僕にとって初めてのデジタルカメラなので、デジタルカメラで撮影した写真をプリントするのは初体験です。経験がないためにDPE店に持ち込むデータをどうしたら綺麗にプリントできるのか、またそもそもどこにプリントを依頼すれば綺麗に仕上がるのか皆目見当がつきません。そこでまずは手軽さを優先し、GR DIGITAL II標準のJPEGファイルを近所のDPE店に持ち込んでプリントしてもらうことにしました。比較対象がないと評価のしょうもないので、あわせてGR1のライバル機の一つであったCONTAX T3で撮影したフィルムも同じDPE店に持参して同時プリントを発注しました。
結果は予想に違わずCONTAX T3の圧勝です。近所のDPE店で、しかもL版のプリントにも拘わらずT3の美しさは圧倒的でした。デジカメは恐るるに足らずといったところです。ただ、こんなに簡単に勝負がつくならプロ写真家も含めてここまでデジタルが普及することもないでしょう。プリントの仕方がそもそもよろしくない可能性を疑いました。
まず、近所のDPE店に持ち込んだJPEGはそもそもGR DIGITAL IIにとっての最高画質ではありませんでした。また、よくよく考えてみれば普段プリントするときは富士フイルムの純正プリントでお願いすることが多いので、プリントを依頼した先が良くなかった可能性もあります。そこで、GR DIGITAL IIのデフォルト解像度のJPEGファイルと、RAWで記録したものを自分の好みの画質に調整した上でJPEGファイル化したものを富士フイルムのデジカメプリントサービスでプリントしてみました。数日後にプリントがメール便で届いたのですが、意外にこれがなかなかの出来栄えです。GR DIGITAL IIのデフォルト解像度のJPEGファイルからのプリントは色合い(特に人の肌など)が若干変ですが、輝度差がなく色味のはっきりした絵であれば割と見られる雰囲気です。RAWデータを元にしたプリントであれば、JPEGとは比にならないくらい綺麗なプリントになっていました。フィルムからのプリントに比べると若干線が細いような気もしますが、少なくともL版であれば十分実用的な画質です。
爺くさいと言われようが依然として色味や画質はフィルムカメラで撮った写真の方が好ましいと感じます。ただ、普及するだけあってコンパクトカメラであってもデジカメプリントがそんなに悪くないと実感できたのは一つの収穫でした。
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