ハンズネットストア - 手でソウゾウしよう、手でワクワクしよう。
ハンズ
久し振りにハンズに行きました。

3年前に買い物に行ったときはこのロゴマークだったのですが、今日行ってみると「手」の字のようなロゴになっていてとても驚きました! とは言え、相変わらず品揃えも豊富で、興味深い商品が多く、店員さんも親切だったので、あの「ハンズ」は今も健在のようです。
思い出したかのようにハンズに行くことにした理由は、ワンチャンKURUTOGA Metalが売っていないかと期待したからでした。
KURUTOGA DIVEをついに入手する - 物欲王
ついにKURUTOGADIVEを手に入れることができました!5,500円と高級なシャープペンシルとあって、化粧箱入りです。思えばこの製品を知ってから2年くらい実物を売っている店を...
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先日幸運にもKURUTOGA DIVEを手に入れる機会に恵まれました。しかし、人間とは欲深いもので、購入困難だったKURUTOGA DIVEが手に入ると、同じくらい購入困難なKURUTOGA Metalも欲しくなるのです。
独自の芯繰り出し機構を持つKURUTOGA DIVEに対して、アルミ素材のボディとペン先の衝撃を緩和するニブダンパーと装備したKURUTOGA Metal。同じKURUTOGAブランドでも、前者はシャープペンシルの芯のことを一切忘れて軽快に静かに書き続けるための道具で、後者はしっかりとした剛性を頼みに一画ずつ文字を刻んでいくための道具といったイメージを僕は持っています。軽快なKURUTOGA DIVEも良いのですが、ある程度の重さと剛性のあるペンでざくざく文字を刻む感覚も悪くないですから、KURUTOGA Metalも試してみたくなったのです。

そして何と! 久し振りに訪問したハンズにはKURUTOGA Metalが全色在庫があったのです! ハンズって最高ですね!
まさか全色在庫があるとは思っていなかったので、何色を買うかかなり悩みました。実物の展示はノクターンブラックのみで、このつや消しの黒いペンも控え目に言っても最高の見た目です。ただ、如何せん黒色だとペンケースやカバンの中にしまったときにどこにあるのか見付けづらいので、明るめのファントムグレーやサイレントブルーの方がベターかも知れません。
どの色も素敵で、「いい年した大人なのだから、全色買ってしまえ」という悪魔のささやきを振り切りつつ、悩みに悩んだ結果ファントムグレーを手に帰宅しました。

そして2,750円のシャープペンシルなので、化粧箱入り&説明書付きです。軸部分の質感もとても良く、開封直後に本当に買って良かったと思えました。
実際に書いてみると、同じKURUTOGAブランドでもDIVEとMetalではまったく異なる書き味です。DIVEの方はとにかく軽く、芯を繰り出すためにペンをノックすることもないので、ペンを持っていることを忘れてただただ書き続けることができる感じです。
一方、KURUTOGA Metalはペン先のぶれがほとんどなく、KURUTOGA DIVEよりもしっかりとした書き心地です。ペンに剛性を求める方には、KURUTOGA Metalが圧倒的にお薦めです。
ペン先のぶれやペンの剛性と言えば、ペン先に何の機構も持たないS20と比較してみるとどうでしょうか。まだ僕が慣れていないこともあるかも知れませんが、KURUTOGA MetalとS20ではそんなに大きな差を感じませんでした。(もちろんS20の方が若干しっかりしている気はしましたが...)そう考えるとクルトガエンジンを搭載しつつも、何もついていないS20と比較して遜色ないKURUTOGA Metalは優秀だと言えます。
ペン先の機構なしとS20と比べてあまり差がないのであれば、ペン先をしまえるrOtring 800+やぺんてる グラフギア1000と比較したらどうだろうかと思い、書き比べてみました。
が、何とペン先のぶれなさという意味ではrOtring 800+やグラフギア1000の方がしっかりとしているように感じました。特にグラフギア1000は1,000円前後で購入できるシャープペンシルなので、ペン先がぶれないことを重視するのであれば最高にコストパフォーマンスが良いことになります。KURUTOGA Metalを購入したことで、長らく我が家で日の目を見ていなかったグラフギア1000に、改めてスポットライトを当てることが出来て良かったです。
閑話休題。
幸運にも手に入れることができたKURUTOGA Metalは質感も高く、しっかりとした書き心地なので、販売価格も勘案するとKURUTOGAシリーズの中ではベストな選択でした! 皆さんにもお勧めします。