令和2年12月11日(金曜日)
令和2年第4回日田市議会定例会11日目。
今日は議事日程上、「議案考案のための休会」でしたが、慌ただしい一日でした。
まず、午前9時半から、議会改革特別委員会。長年、協議してきたタブレット端末の導入予算が、今定例会に提出された補正予算案に計上されています。使用基準についてはすでに全員協議会で報告し、オンラインでの委員会審査を可能とするための委員会条例または会議規則の改正も視野に入っています。今後のスケジュールについて確認しました。
午前10時からは、議員間討議。議題が2つ提出され、私は、そのうちの「議会活動のFacebookによる情報発信について」に興味がありました。インターネット上での議会の情報発信の充実が必要という指摘には、いたく賛同。私も発言し、議決結果の速やかな公表と議会情報の随時発信のため、県内他市の運用を調査研究するよう提案しました。
お昼は、久しぶりの弁当持参。
午後1時半から、林業活性化議員連盟の研修会。昨年10月から、林業振興課で地域林政アドバイザーとして勤務されている佐藤朝子さんに『日田の林業振興について』と題するお話をお聞きしました。直近の課題、当面の課題、国・県の予算方針、新しい日田の森林・林業・木材産業振興ビジョン、森林環境譲与税などについて学びました。
政策研究会のあと、議会運営委員会が開かれ、総務環境委員長として出席を求められました。
私は、9月議会で議決した市役所本庁舎1階フロア階段撤去工事費の減額修正(予算の削除)は、階段撤去が必要ではないという、その時点での議会の判断が確定したものだと認識しています。
委員長報告に、すべての発言や意見を盛り込むのは到底無理で、「階段撤去の必要はない」という言葉がないとはいえ、予算を認めないことは、この事業は必要ないということです。
したがって、まさか再提案されるとは!というのが正直な気持ちで、9月議会の議決時点で想定していませんでした。また、議会で予算の削除という議決を得た一事業案件をパブコメにかけるという手法を経ての再提案にもたいへん驚きましたので、私の一般質問でそれを取り上げました。
私、佐藤議員、梶原議員と3人が質問し、その答弁を分析すると、市長の再提案の理由が見えてきます。私には違和感のある理由でしたが、議案の提出権は市長にあり、その権利は侵害できません。
12月議会に改めて提案された予算案は、9月議会の提案と比べて事業費が下がっており、現時点でその理由もわかりません。そのあたりも精査し、他の議案や事業と同様に、慎重に審査し、結論を出せばよいのではないかと思っています。
昨日同様、午後5時半すぎに退庁し、三男・良三朗を迎えに行きました。マラソン大会で、学年男子2位だった!と喜んでいました😊