大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

初当選以来、22回目の質問に立ちました

2020-12-08 23:10:35 | 日記
令和2年12月8日(火曜日)
令和2年第4回日田市議会定例会8日目。
市政に対する一般質問が始まりました。

私は、1年半ぶりのトップバッターで登壇しました。



『小中学校の学力調査について』の質問は、「学力の伸び」に着目した新形式の学力向上調査が注目を浴びており、日田市でも導入の検討を提案したいという内容です。教育長から調査研究をするという前向きな答弁がありました。これは、なかなかいい質問だったのではないかと思います。


『市役所本庁舎1階フロアの階段撤去について
』と『パブリックコメントについて』の質問は、かねてから報告してきた内容です。ハッキリ言って平行線。


私は、階段撤去の是非がパブコメの対象かどうかという点はありますが、もし、何らかの方法で市民の意見を求めるのであれば、9月議会の議決後ではなく、提案前に行うべきで「あった」と考えます。また、9月議会の総務環境委員会の審査結果の報告(いわゆる委員長報告)は、市民への意見聴取はもちろん、庁舎内の連携、費用対効果など十分な検討の上で予算案が提出されるべき「だった」ことを指摘したものだとの認識です。全員でじっくり丁寧に審査したわけですから、再提案を!などとの意識はまったくないわけです。

しかし、市長は、議会からの意見(市民の声を聞くべき)に対して、それに向き合ったとの見解でした。議会が市民の意見を聞くべきと言うから、その手法としてパブコメを実施したと聞こえました。しかも、考え違いをしないでいただきたいとのお言葉まで。

私は、二元代表制のもと「市政の最高意思決定機関」の一員として、強い自覚と責任を持ち、議員として日々行動しているつもりです。市長肝煎りで制定した自治基本条例にも、「市議会は住民の代表機関」と明記されています。

議会の議決に対する認識、委員長報告の受け止め方、議会が認めなかった一事業案件に対するパブコメの実施事例、それを市長が必要とした理由、このパブコメに至る市の議論、市長自らによる賛同の働きかけなどを質問しました。また、役所での感染事例とその対策、階段撤去以外の対策の検討、科学的根拠に基づく検討なども質問しました。

市が実施したパブコメには、204件の意見が寄せられました。そのうち、階段撤去に肯定的意見は143件(70%)、否定的意見は61件(30%)であることを確認しました。

また、パブコメとあわせて、市には階段撤去反対の360名分の署名、意見書が提出され、受理されています。つまり、市には560件の意思表示が届き、そのうちの否定的意見と反対とを合わせると、その割合は75%に達します。

報道によると、市長の「賛否の数ではなく、寄せられたのはどんな意見なのかを重視した」とのコメントがありました。市長にとって都合のよい意見だけが重視されてはならないので、何を基準にして、どのような意見を重視して、再提案に至ったのか?という質問をしました。

最も大事な質問でしたが、真正面からの答弁を得ることができず、しかも、私自身、そこを追及しなかったことが、今日、一番の心残りです。

明日も、明後日も、この件を取り上げる議員がいます。市民の皆様も注視しておられます。しっかり拝聴して、委員会審査の論点整理に活用させていただきます。

今日は、夕方のOBSニュース(大分放送)で、この議論が取り上げられました。


【OBSホームページ】


12月議会一般質問初日

2020-12-08 06:29:51 | 日記
おはようございます😊

令和2年 第4回 日田市議会定例会。
市政に対する一般質問初日。
7人の議員が登壇します。


1.中野 哲朗(新世ひた・2期)
2.髙倉 貴子(市政クラブ・1期)
3.原田 裕文(市政クラブ・1期)
4.居川 太城(新世ひた・3期)
5.日隈 知重(日本共産党・5期)
6.財津 幹雄(市政クラブ・3期)
7.宮﨑 陽治(市政クラブ・1期)

水郷テレビおよびKCVコミュニケーションズで生中継があります📺️

【日田市議会ホームページ】

【12月定例会一般質問表】