令和2年12月23日(水曜日)
市議会12月定例会の閉会からまだ2日ですが、怒涛のような日々が、遠い昔に感じます。とにかく、一生懸命がんばりました👊😆🎵
今日は、歯科受診の前に市議会に登庁し、同志とともに、12月定例会を振り返り、今後を展望しました。大変だった今回の経験を活かしてまいります。
さて、またか?という方が多いと思いますが、議会での連続「否決」を受けても、なお、市長が状況次第により、3月議会で階段撤去の予算案提出もあり得るとの考えを示した以上、取り上げないわけにはいきません。
年度末の繁忙期前までに、市民課前の待合スペースを拡大し、ソーシャルディスタンスを確保するのが大変重要とのことで、階段撤去が再提案されたと思っていましたが、仮に3月に提案する場合、どんな理由で提案するのでしょうか。繁忙期対策にはなるのでしょうか。
今日は登庁して、改めて、1階フロア階段の周囲を見て、執行部が検討したという内容を思い返しました。
各議員の提案・質問に対し、どんな回答があったのか、皆様に報告いたします。
問① 感染経路の遮断対策の基本中の基本である「病原体を持ち込まない」策として、サーモグラフィーの設置は、有効ではないか?
➡️あくまでも熱のある方への対応であり、コロナ対策としては、十分ではない
問② 授乳室の移動により、空間を確保し、待合スペースにできないか?
➡️そんなに大きな面積が取れない
問③ 階段下の展示ケースを移せないか?
➡️日田を紹介する民芸品・工芸品・表彰等の貴重なものを展示しており、市外からの来訪者にアピールする手段として、絶対必要と考える
問④ 情報発信コーナーは、利用が少ないのでは?
➡️市民からの要望で設置しており、そのスペースは必要と考える
問⑤ 正面玄関前の市民広場にプレハブを建てて、待合室を作らないか?
➡️設置から解体までに4~500万円かかり、効果としては一過性
問⑥ 税務課前の空間を臨時的な待合所として、もっと活用できないか?
➡️(議員からの図面提案を受けて)市民課に来庁された方を、税務課側で待っていただくのには、無理がある
9月議会の総務環境委員長報告「現状での工夫ができることがあるのではないか」に対して、検討したか、してないかのレベルでいえば、検討した!となります。しかし、できそうなことも含めて、理由を並べて、できない!と返されると、本気で繁忙期の密集を避けようという覚悟があるのか、疑いを持たざるを得ません。だから、階段撤去ありきですか?という結論になります。
階段を撤去しなくてもできる市役所の窓口対策として、主な窓口の混雑状況をランプ表示し、ホームページで情報発信する自治体やアプリを活用する自治体もあるようです。