令和4年6月14日(火曜日)
令和4年第2回日田市議会定例会、会期8日目。
市政に対する一般質問初日。
平成27年第2回定例会での初質問以来、今日が28回目の一般質問でした。議場で発言することの重さを認識した上で、度胸は付きました。
これまでに延べ80項目の質問を行いましたが、同じ質問であっても、1回1回、状況が異なることから、常に全力を挙げて、準備を行ってきました。
1.日田市清掃センター最終処分場について
大山町東大山にある最終処分場は、昭和62年8月の埋立開始から35年が経過します。昨年3月末時点で、埋立残余年数が10.5年とされていた最終処分場の今後の在り方や方針を検討する時期に来ていると思います。市が課題意識を持っているのかどうかを尋ねました。
今後、適切な時期に、最終処分場の在り方や課題などについて調査研究する職員の配置のほか、専門知識を有する方を含めた検討委員会の設置などの体制づくりも必要との答弁がありましたので、その方向で進んでいくものと思います。
2.日田市総合的な子ども支援拠点について
3年前、市長が選挙公約した事業で、これまで4回の検討委員会が開催されていますが、任期中の創設には至りません。議論の進め方、支援拠点に求められる機能、こども家庭庁創設との関連について、多くの質問をぶつけました。
質問に対して、真正面からの的確な答弁が得られたとは言い難く、また、答弁を深掘りした質問をしたわけではありません。ただ質問しただけとの誹りを免れない議論となったことには、忸怩たる思いが残ります。
今日の質問は、市長の選挙公約の達成・未達成の議論ではありませんでしたが、市長が、どれだけ誠実に、真摯に、前向きに取り組んできたかというのは、これから任期満了までに、厳しく検証されるべきであると申し上げました。また、自治基本条例に定められた市長の責務に照らし合わせても、一丁目一番地の公約を任期中に達成できないことに対する市民への説明責任をきっちり果たすとともに、それに対する政治責任は、今後、市長自身がしっかり判断していただきたいとも申し上げました。
今日の質問と答弁については、私の議会だより『なかの哲朗 市議会通信 №29』を作成し、詳しく報告いたします。