令和4年6月27日(月曜日)
令和4年第2回日田市議会定例会、会期21日目。閉会日。
閉会日は、まず、各常任委員会が開かれ、本会議場で委員長が読み上げる審査結果報告(委員長報告)の文案協議を行います。委員会審査の中で、執行部への指摘や要望した内容が中心となり、正副委員長が丁寧にまとめてくれていました。私が指摘した事業についても、委員会としての指摘に盛り込まれました。
午後1時からの本会議では、総務環境、教育福祉、産業建設、議会運営の順に各委員長から審査結果が報告され、すべての議案を可決し、請願2件をいずれも採択としました。
追加議案として、人事案件が1件提案され、可決。意見書案が3本提出されました。
意見書とは、地方公共団体の公益に関する事件に関し、議会が地方公共団体の機関としての議会の意思を意見としてまとめた文書のこと(『地方議会運営事典』43ページ)で、地方自治法第99条に定められています。つまり、法的に「日田市議会」としての意思を示すものであるため、全会一致で可決するのが、最もふさわしい形態であり、また、そのための手順を踏まえた提案が必要であると考えます。
本日、提案された意見書案のうち2本は、意見書の提出を求める請願の採択に伴うもので、全会一致で可決しました。ちなみに、私にとって初の定例会である平成27年6月議会から本年3月議会までの間、25本の意見書を可決し、そのうちの17本は請願の採択によるものでした。
あと1本は、国民の祝日「海の日」の7月20日への固定化を求める意見書で、請願が絡まないものでした。平成7年に制定された「海の日」は、平成15年以降、ハッピーマンデーにより7月第3月曜日となっていますが、それを当初の7月20日に固定化しようというもの。私は、そもそも目的があって制定した祝日を、なぜ、ハッピーマンデー化したのか。その当時、どんな議論をしたのかという疑問がありました。ただ、祝日を、目的に照らし合わせて固定化することには、何ら異論はなく、意見書案に賛成しました。結局、賛成多数で可決しました。
閉会後は、スポーツクラブと水資源対策議員連盟の総会が開かれました。