なな色メール 

シュタイナーの勉強会の仲間と始めたニュースレター。ブログでもその一部をご紹介していきたいと思います。

『非暴力・平和・糸車 ガンジーに学ぶこれからの生き方』片山佳代子著~

2014年11月02日 | ともこ
秋田、大仙市にお住まいで、以前インドにいらっしゃった時に出会ったガンジーの思想を伝えることをライフワークとし、講演活動、糸紡ぎのワークショップをされていらっしゃいます。

片山さんのことばを抜粋します。

「今あるのは行き過ぎた便利さではないでしょうか。その結果、お金さえあれば一人で何でもできると思い込んでしまい、感謝を忘れた不幸な私たちがここに存在すると思うのです。ガンジーはそのことを見抜いていたから、手仕事の普及に全力を注いだのです。糸を紡ぐ一時間は、自己を浄化する一時間であるとして、糸紡ぎを勧めました。」


労働について・・・

「ガンジーは、『子どもを育て、家庭を維持管理していくことは、女性がその全エネルギーを費やさねばならないほどの十分な仕事である。』と主張して、工場などで女性が働くことをやめさせなければならないと考えていましたが、それは女性を差別しての考えではなく、女性に本来の仕事に目覚めてもらいたかったからです。男性についても同様で、農村で様々な農業や手工業に従事するのが本来の人間の生き方であると主張しました。

・・・中略・・・

母親が仕事に出ている家庭であれば、女性が家事・育児と仕事に忙殺されるのはよくありません。耕すこともしない男性が、外で働く女性たちに家事・育児を一方的に押し付けていれば、女性にとって家事がイヤなものになるでしょう。ガンジーが自ら率先して糸を紡いだように、今の日本であればさしずめ、家族みんなで料理をするというのが『男は耕し、女は織る』に至る第一歩だと私は思います。」


男女同権について・・・

「女性の地位が向上したことは喜ばしいことです。しかし、『平等という鍵を手に入れて檻を開けた女性たちは、男性たちが入っているもっと大きな檻の中に出てきただけだった』という指摘があります。」

「戦士にならないで。」

「子どもと共に生きる今を楽しむこと」と。



今、フルタイムの仕事をしていますが、もう少し、ゆとりが欲しいです・・・。
家事はすごく・・・放棄させていただいています。・・・仕事中心になってるのですが、楽しいといえば楽しいのですが、本当に、ゆとりが欲しいです。

精神的に、体力的に、同僚たちがガタがきています。・・・・頑張れって、これ以上言えないです。

ともこ

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