なな色メール 

シュタイナーの勉強会の仲間と始めたニュースレター。ブログでもその一部をご紹介していきたいと思います。

幸せの見つけ方

2013年12月01日 | ともこ
わが家の子どもたちは映画やドラマが好きです。特に長男はアメリカンヒーロー物からハリウッド映画、スパイアクション物、ジャッキー・チェン・・・若い男女のラブストーリーも明るくコミカルなもの(私の好み)も一緒に観ます。彼は胆汁質です。
長女は憂鬱質なので好みにうるさいしクール。作り物にはなかなか心を動かされないようですが、そこは青春盛り。最近は女子力をアップさせるべくネットでお勧めの映画のDVDを借りています。

さて、先月家族で観たテレビドラマ『幸せの見つけ方教えます』仲間由紀恵扮する片づけのアドバイザーが主人公でした。

そしてその客として登場し人生が変わった若い女性を『純と愛』でヒロインを演じた夏菜が演じ、明るく躍動感のあるドラマへとスパイスを効かせていました。彼女はどうしようもない散らかった部屋の住人として登場します。ですが、主人公のアドバイスを受けて、見事変身を遂げます。嫌々働いていた電話セールスの会社を辞め、何とその片づけのプロの仕事をしたいと申し出るのです。片づけの仕事に魅せられたのです。そして好きな仕事に就けて生き生きと働きます。

その後更にエピソードが。家具が屋外にまでごった返した家に住む女性が登場。ブローチを失くしたので見つけたいと片づけを依頼します。何故家具が多いのか?それは、今はもう社会人となって家を出た息子のランドセルや勉強机を子ども部屋丸ごと大事に保存している所からもわかるように過去にすがって生きているからです。失くしたブローチも息子が初めてのバイトのお金で買ってくれたもの。切なかったです。実は息子さんは自分の反対を押し切り他家に婿入りし、全く会っていない状態。本当は息子を許し、自らも許してもらってまた会いたいのだという気持ちが隠されてきたことが浮き彫りとなるのでした。格言が随所に出てきます。


「片づけは自分のためにするもの」 「片付けとは、過去にかたをつけるということ」


このドラマの主人公にはモデルがいました!片づけコンサルタントとして書籍も出版されている“こんまり”こと近藤麻理恵さんです。(弟子入りを志望するスタッフのお話も実話で書籍に載っていました。)

私が何故、こんなに夢中になったかというと、彼女の考え出したルールが魅力的なのです。場所別の通り一遍の整理術ではなく、物の種類別に一箇所に集め出して持っておくか捨てるかの餞別をします。その判断基準が“ときめく”か“ときめかない”か。自分の心に聴くのです。“必要か”や“いつかのため”ではないのです。「そのいつかは一生来ません」ときっぱりと彼女は言います。家電製品の取扱説明書などの書類もたった一つのクリアケースにまとめる位で事足りると。確かに我が家の家電製品用の分厚い書類ファイルも結局は開かずのファイルになっています。ばっさり必要なし!と判断するのは気持ちがいいです。合理的でクール!惚れました!そして実践してみると、とってもすっきり気分爽快です。“今の自分を大事に”“今が未来へつながっている”“過去は過去”“こだわりは捨てよう”“本当の自分の気持ちに素直になりましょう”ってことです。“自分に正直に!”これは私のモットーです。とっても気に入りました。

ときめくモノに囲まれた生活を送ることが片づけ祭りのゴールです。自分が住む家を清らかな空気の漂うパワースポットにすることだそうです。家の一画(本棚の一番上の段などでも)に神聖なものを飾る場所をつくる。和室の床の間や、神棚がそういう役割ですね。お部屋を神社のような空間にするですって?これまた、どこかで聞きました!美輪さんの言っていた法華経のこころにも通じます!驚きです。(自分が神仏、家が神社という心構え)

こんまり流でときめかないモノをなくしていくと、カチッと量がわかるとのこと。ガンジー思想を提唱して世界を旅したサティシュ・クマール氏によると「幸せ=満たされた状態“これで十分”」ということとあります。まさに足るを知るですね。

何故捨てられないのか?原因は2つ。「過去に対する執着」と「未来に対する不安」とのこと。

自分にとって何が必要か、何があれば満たされるのか、何を求めているのかが見えていないからますます不要なものを増やしてしまう。それでいくと私は将来不安型かも?英会話のCD、ワークショップのプリント、いつかやりたいこと、またいつか見返したいもの・・・。「いつやるの?」「今でしょ!」という事で、今やらない事のやれるいつかは一生来ないと彼女は断言します。ちょっと諦めの悪い私にはショックな言葉でしたが、腑におちました。(完成品があってもう不要のはずのなな色メールの原稿もとっていましたが、これは過去に執着していただけ。自分を褒めてお別れしました。)

・場所別に整理整頓するのではなく、カテゴリー(物)別に家中から一旦一箇所の床に全員集合させてから選別を始めること。
・順番はより個人的なもの(胸に近いもの)から。衣類→本→書類→小物類→思い出品
・基準はあくまでも、ときめくか、ときめかないか。
・とにかく立てて収納(見える、衣類は立つようにたたみコンパクト化)
・モノは捨てたり手放す前に「今までありがとう。さようなら。」とお別れをすること


色々理想の世界がまた降ってきています。私はすぐ本を買ってしまって、本依存症かも知れません。本を集めれば安心している変な自分に気づきました。『ゆほびか』の全く読めていない号を本棚の奥から発見した時はあせりました。大事に持っている秘蔵の雑誌『アイシスラテール』『リンカラン』『天然生活』も永久保存したいときめく号だけ残しました。


自分が本当にしたいことが見えてきました。アロマ、瞑想など取り入れたスピリチュアル生活、ひも活用、畑、整体、頭でっかちではない身の丈にあった暮らしをこそ大事にしていきたいです。感謝の心を持って自然に逆らわず、生かされている喜びを素直に表わし、神事を大切にした生き方を大切にしたいです。麻と縄文文化の本を綺麗になった部屋でゆっくりと味わいながら読むのが目下の目標です。


広くなった部屋でゆっくりキャンドルを灯してヨガやレイキ、瞑想が出来る!も。今年は冬至の前後には廃油で作った世界に一つだけの私のキャンドルでキャンドルナイトをしたいな…。

♪ うきうきわくわく ♪    

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