早朝、世紀の天体ショー『金環日食』を楽しんだ後(ほとんど見えませんでしたけど…)、
阿蘇にある『仙酔峡』へミヤマキリシマを見に行って来ました!!
もちろん、ミヤマキリシマを楽しんだ後はバカ尾根を登って高岳山頂まで行く予定で…。
仙酔峡に到着すると、平日にもかかわらず沢山の観光客の方達で賑わってました!!
しかも、小雨まじりの空模様なのに・・・
満車に近い駐車場に車を止めて、さっそく『ミヤマキリシマ』を楽しみます。
一口に『ミヤマキリシマ』と言っても様々な色の花びらがあります。
その絶妙に違う花びらの色が混ざり合って、なんとも言えない美しさを見せてくれていました。
仙酔峡の名前の由来通り、仙人が酔ってしまう様な峡谷っていうのも納得です!!
仙酔峡のミヤマキリシマを楽しんだ後は、『高岳」の山頂を目指したいところなのですが、
写真でも御覧の様に、バカ尾根の途中から濃いガスで山頂の様子はまったく見えない状態です。
かなり悩んだのですが、イケるところまで行ってみようということで、バカ尾根を登ることにしました。
駐車場から登山口まで行く間に、すれ違うほとんどの観光客の方達が・・・
「あら~どこに登られるの!?」とか「今から登られるの、気をつけてね~」とか声をかけてくださいました。
なんか、場違いの様な・・・恥ずかしささえ感じるくらいです。
登山届箱の横を通り、尾根へのコースへと入っていきます。
ミヤマキリシマの数も減り、ゴツゴツの岩場尾根へと変わって行きます。
グングン進み、仙酔峡のの様子も遠くの方に一望出来るようになってきました。
ところが・・・
っていうか、やはりと言った方がいいでしょうか・・・
標高が高くになって行くにつれて、
ガスが濃くなり、視界が悪くなってきました。
ん~~どんどん厳しくなってきます。
谷の下やら横から吹き付ける風が凄まじくなってきました。
視界もどんどん悪くなる一方です…
丁度、尾根の中間地点まで来たところで、数メートル前も見えなくなり、風の強さもヤバイ状態になってきたので、
かなり悩んだのですが、ここで引き返すことにしました!!
とりあえずガスの晴れている地点まで下山し、せっかく登って来たので、
岩場の陰にで風を避け、昼食を食べることに・・・
仙酔峡を眼下に眺めながらカップラーメンを食べていると、仙人になったような気分です!!(仙人はカップラーメンなんか食べないでしょうけど…)
残念な天候でしたけれど、それはそれでしょうがない。
綺麗に咲いたミヤマキリシマを眺めながらカップラーメンを食べれただけでも来た甲斐がありました。
高岳山頂の天狗の舞台付近のミヤマキリシマも眺めに行きたいところですが・・・