ゴリゴリのアイスバーンをなんとかクリアして、五勇谷の林道最終地点につきました‼
ここから今回は、熊本県で一番標高が高い山、国見岳に登りたいと思います。
陽の当たらないところには登山口付近でもまだかなり雪が残っています。
このゲートを越えていきます。
ごゆう橋の上には残雪がたっぷり!!
地熱が無いので融けないんでしょうね。
川を覗き込むと冷たい空気が吹き上げてきます。
林道をしばらく歩いて、国見岳・新登山口‼
ここからルートに取り付きます。
最初はヒノキの植林地の急斜面を登ります。
この辺りは残雪はほとんどありません。
土が少し氷ってますが、難無く歩くことが出来ます。
イイ天気になりそうですね~
雪に隠れているワイヤーロープ‼
以前はこのワイヤーロープ使って伐採した木を運んでいたんでしょうね。
この辺りの雪質はシャリシャリしています。
氷に近い感じですね。
徐々に雪の量が増えてきました。
上を見上げると、素晴らしい青空‼
ヒメシャラが燃えているようです。
分岐の案内板の前につきました。
四分の一くらい登ってきたみたいです。
そして・・・
ここから一気に残雪の量が増えてきます‼
まだルートの四分の一しか登っていないということは、
あと四分の三をツボ足ラッセルで進むことになりました‼
長い長いツボ足の始まりです‼
残雪の深さは平均で膝あたり、
深いところでは股下あたりまであります。
この辺りでこの深さなので、頂上が近づいてくるとどれくらいの深さになるのか楽しみです。
まだ標高が低い地点では、雪が氷っている感じなので、綺麗にツボ足が残ります。
ヒメシャラ八兄弟
気持ち良い尾根歩き・・・っと言いたいところですが残雪が深い。。。
今回もやってみました。。。これくらいです‼
こんな岩場が嬉しくなります。
視界が開けると綺麗な山並が・・・
明確なルートがわからないので、先に見えるテープを目指して進みます。
膝の深さならまだ良い方で、何度もズボッと股下までハマりながら・・・
先へと進みます。
この森の雰囲気がいいですよね~脊梁歩いている感があって‼
でっかいサルノコシカケにも積もってますね~
ブナが青空を支えています‼
この木に入っている画をよくみますね。
斜面のトラバース地点。
ここも雪が深かったですね~
数日前についたトレースが薄っすら残っています。
前日、平野部で降った雨はここでは雪だったみたいですね。
標高が上がってくると、雪質も少し変わってきました。
そして、この深さ・・・なんど心が折れそうになったことか。
山頂への最後の急登に入っていきます。
この辺りになると更に積雪量が増えてきました。
ルートを誤ると、この深さ・・・
これが何度も続くんですよね~ 体力を奪ってくれます。
フカフカの雪質になってきました。
山頂までもう少し・・・
後ろを振り向くと、歩いて来た白い尾根がみえています。
天気も最高です‼
コースタイムより一時間近く遅れています。
熊本県内とは思えない景色です。
動物たちの交差点になってますね。
分岐の標識が・・・
積雪のピーク時には完全に埋まっていたでしょうね。
おぉ! 頂上の祠が見えてきました。
続きます・・・