韓国メンバー
左:チャントル 34歳 ハングル語
今回出会った中で一番のアホである。
それも世界規模のどアホ!
日本で行われた洞爺湖サミットで捕まり、しばらく日本に入国できないそうだが、
今年から来れるようになるらしい。
北朝鮮に歓迎されて北朝鮮を歩くものに参加するが、実は兵隊と毎日ほとんど寝ず、
食事も歩きながら食べるもので1日100キロを数日歩いて本気で死ぬかと思ったそうだ。
いつも先頭を歩いて歩くペースとみんなの安全を確保してくれていた。
相手が誰であろうと理解できないハングルでひたすら話しかけ、一人で笑っている
いつもご機嫌な男である。
メンバーの中で寝る時間が一番早いのがチャントルで、
「いま8時ってことは韓国は9時って事だ!こりゃ寝る時間だ!」
と台湾にきて一ヶ月以上たっても言っているところはさすがアホである。
「アホが世界を変える!」というのが彼のモットーのようだ。
中:フニ 31歳 ハングル語・簡単な英語・簡単な日本語
韓国人はチャントルを中心に非常に突っ走るメンバーが多い。
その突っ走るメンバーとまわりとのバランスをとるのがフニだった。
親切すぎるくらい親切で、良い奴だ。
「デブ」と言うと非常に傷つく。
右:ロッキー 31歳 ハングル語・日本語・北京語・タイ語・英語
最初にロッキーがダン君と出会った事から台湾を一周しようということに
なったそうだ。
普通、韓国国籍のビザでは台湾に1ヶ月しかいられないけれど、ダン君が韓国メンバーの
受け入れ人となって最初から最後までの2ヶ月滞在することができるようになった。
ロッキーは人間翻訳機かと思うほどたくさんの言語を話し、ウォーク中は通訳をしてくれた。
夜の街や店の中を一人でうろつくのが好きなようで、いつもウロウロしている。
太巴朗という台湾の原住民のアミ族の曲がお気に入りでいつも歌っている。
ミーティングのあとにテントで寝ようとしている僕に興奮して、
「今日のミーティング面白かったね~!」と横になって、「うーん」としか答えない僕に
永遠と話し続けるところは彼もチャントルと同じく突っ走る韓国人である。
韓国はオルン 16歳(女)と ヒョヨン15歳(女)の合わせて5人だった。
韓国メンバーはとにかく仲が良くて、家族のようだった。
ウォーク中は大量のキムチをみんなで仕込むのも役割が勝手にできていて見事だった。
そして、なによりみんなでキムチ鍋をしたときは韓国の特に男3人の連携は実に見事で、
チャントルが鍋の番人になって、フニがチャントルの指示を実行し、ロッキーが全体の修正をする
といった実に見事な連携で、僕が鍋のふたを開けようとすれば「まだだ!」と、3人同時に言う。
韓国人と鍋をする時は手を出さない方がいい。