台湾で観光地として有名な阿里山へ、休みの2日を利用してメンバーみんなで行くことになった。
目的は観光地である阿里山を通り越して、その先にある來吉村のツオウ族を訪ねてみようと
いう事だったが、前日に連絡して行くことは知らせてあるが、どこに泊まるのかは特に
決めずに行ったのであった。いつもの通りである。
阿里山へは電車とバスを乗り継いで着いたが、そこからは交通手段が何もない観光地からは
大きく外れた場所だった。
行く手段は、徒歩のみだ。
ネットで調べると17キロだという村までの距離を、現地の人に來吉村までどのくらいかと
訪ねるが、「車で20キロくらいかな?でも、歩いて行ったことがないからわからない。」
という返事。
歩いて行くのと車で行くのとで距離に違いがあると思っているのか、おかしな返事だった。
ゴールまでの距離がわからないというだけで、凄く長い時間歩いたように感じるのは
不思議である。
5時間という永遠にも感じられるときを歩いて、ようやく來吉村にたどり着いた。
滅多にやって来ない観光客という事もあってか、ありがたいことに村ではツオウ族の
若い頭首が迎えてくれた。
そして、その日の泊まる場所を交渉すると、屋根付きの場所を無料で提供してくれた。
実際には最初、屋根がない場所を提供してくれたが屋根付きの場所を指差して、
「あそこがいい」と言ったのだ。
まったく、ずうずうしい一団である。
來吉村
目的は観光地である阿里山を通り越して、その先にある來吉村のツオウ族を訪ねてみようと
いう事だったが、前日に連絡して行くことは知らせてあるが、どこに泊まるのかは特に
決めずに行ったのであった。いつもの通りである。
阿里山へは電車とバスを乗り継いで着いたが、そこからは交通手段が何もない観光地からは
大きく外れた場所だった。
行く手段は、徒歩のみだ。
ネットで調べると17キロだという村までの距離を、現地の人に來吉村までどのくらいかと
訪ねるが、「車で20キロくらいかな?でも、歩いて行ったことがないからわからない。」
という返事。
歩いて行くのと車で行くのとで距離に違いがあると思っているのか、おかしな返事だった。
ゴールまでの距離がわからないというだけで、凄く長い時間歩いたように感じるのは
不思議である。
5時間という永遠にも感じられるときを歩いて、ようやく來吉村にたどり着いた。
滅多にやって来ない観光客という事もあってか、ありがたいことに村ではツオウ族の
若い頭首が迎えてくれた。
そして、その日の泊まる場所を交渉すると、屋根付きの場所を無料で提供してくれた。
実際には最初、屋根がない場所を提供してくれたが屋根付きの場所を指差して、
「あそこがいい」と言ったのだ。
まったく、ずうずうしい一団である。
來吉村