旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

SPECTATOR

2012-01-31 01:09:58 | 編集長の本棚



Spectator Vo.24
これからの日本について語ろう

毎号買う雑誌は僕には無いが、今回のSPECTATORは10万字を越え
読み応えもたっぷりで面白かった。
そのなかで特に面白かったのは高城剛(沢尻エリカの元旦那)の
インタビューだ。

『台湾のGDPよりもウォルマートの売り上げの方が大きいでしょ?
アメリカ政府よりもアップルコンピュータの方が現金を持ってる
わけじゃない?ってことは、国家というベースに代わって企業群。
資本主義ではなくて資本家主義というものが出てきたということ。』

『企業が国家を越えていく。政治家より官僚が偉くて、官僚より
東電が偉いみたいな。(中略)そういう状況が、もっと露骨にでてくる。』


これのいい例に、まだ静岡でほとんど知られていない話がある。
ある企業の船が海底数千メートルからレアメタルなどの地下資源を採掘する
ものが計画されている。
「まだ、そんなこと考えてる人がいるのか」と思うかも知れないが、
話はまだ終わらない。
その企業の地下資源を採掘する集会の名簿を先日見せてもらった。
知事、市長、県議会議員、市議会議員の名前がズラリとならんでいる
のをみると高城さんが言っている事に納得せざるをえない。