旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

ラブレターを書くときのように

2012-01-30 12:46:45 | 編集長の本棚
『日本語作文術』~伝わる文章を書くために~
野内良三 著
中公新書

何かに縛られること無く、好き勝手に書くのが好きだということは
このブログを読んでいる人ならわかると思う。
なので、文章の書き方的なものはいままで完全に無視してきた。
というより、文章の書き方を知ることで、いままでのように書けなく
なるのが怖いのだ。
と思いながらも、これからこういったものを読んでみる必要がありそう
だったので僕は手を伸ばしてみたわけだ。

日本語作文術というと噛んでも噛み切れないほど硬い本のような
気がするがこの本は決してそんなことはない。
読み終えてみると読む前にイメージしていたものとは、ずいぶん違って
わかりやすいのはもちろんだが、説明が面白くて笑える。

心配していたルールに縛られることもなく、良い勉強になったのだけれど、
それ以上に著者の野内良三という人物の魅力が、日本語作文術という
本のなか全面に出ていて作文術よりも著者に興味を持ってしまった。

著者が書いたものを少し調べてみると『ユーモア大百科』
『ジョーク力養成講座』など、そんな本が出版されているのかという本を
出版されている。
実になぞで、魅力的な人物である。

ちなみに著者は文章の書き方として、こう述べている。

「文章のひな形はラブレターである。ラブレターを書くときのように
相手(読み手)のことをおもんばって文章は書くべきなのだ。」

なるほど!

~なぜ人間になれたのか~

2012-01-30 11:52:18 | 素晴らしき日々
『HUMAN ~なぜ人間になれたのか~』
NHKスペシャルで4回にわたって放送されている番組で
昨日は2回目だった。

あやしいデータも強引に取り入れられている感じがする番組ではあるが、
これがけっこう面白い。

あいまいな記憶で話をすると、チンパンジー、ゴリラ、サルと群れをなす
霊長類の脳のある部分の大きさが個々に違い、その脳の大きさと群れの大きさ
との間に、法則性が見られるそうだ。

そして、その法則性にそって人間の脳の同じ部分の大きさを照らし合わせると、
人間の脳はだいたい150人の集団で生活するサイズなのだそうで、世界の
狩猟採集民の集団を平均した数の153人と、ほぼ一致している。

こいつは面白い。