native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-14(modern)】行こう!-現代版最小限住居-

2023-06-07 19:58:38 | ministock-14(modern)
まぁ、間違いなくネイティブディメンションズ史上、一番お下品な設計図書です。

スラムダンク仕様もさることながら5cmの厚さに驚き。

何がすごいって、製本の際に使ったノリが未だに乾きません
その内カビとか生えちゃうのかな。
生乾き臭とかしちゃうのかな。

ちと心配。

その厚さになった理由は、設計量が増えたから。
いつもの1.6倍くらい。

ここまで頑張った成果をTさんと確認してきました。
現場は静かなんですが、大型パネル工場では来週の上棟に向けて絶賛パネルを製作中!

工場で柱と梁が組み上げられて、耐力面材が張られて、断熱材が張られて、サッシが取り付けられて、防水透湿シートが張られて、外壁下地が取り付けられる様子を存分に見ていただきました。

加えて、屋根垂木に断熱材が充填されて、防水透湿シートが張られて、通気胴縁が取り付けられて、野地合板が張られる様子も存分に見ていただきました。

現場での作業に換算したらネイティブディメンションズの場合、約1.5か月くらいのことを工場で10日位で作り上げちゃいます。

ただし、ただ短縮できたわけじゃない。
10日で作れるようにする図面が必要なんです。

Tさんとの打ち合わせで130枚の図面を描き上げましたが、さらにそこから工場とのやり取りで79枚の図面を作りました。
左がいつもの量。
右が新たに作った図面。

これで合計5cm
いつもは3cmくらい。これが多いか少ないは、さてどっちでしょう?

絶対いい建物にしたいので、Eちゃんに願掛けしてもらいました。

めっちゃ可愛いんですけど。

頑張って描いたのが報われた瞬間でした。

よーし!来週建てるぞ!
(大工さんが)



コメントを投稿