先週末、新潟県建築士会新潟支部の総会が行われました。
ここ3年間、疫病のため中止だったりオンライン開催でしたが、久々に一同を介しての開催。
そして、副支部長になってから初めての対面開催でした。
平均年齢が毎年上がる建築士会。
の中で、
若い人って総会になんて出席しないですよ。
後ろ姿で分かりますよね。
よって、この圧。
隅でよかった。
総務委員長の時は、議長席の隣で発言も多めの役だったので、圧を真正面から受けていましたが、今年は右から来た圧を左に受け流す余裕がありました。
会自体も滞りなく終われたのでよかったです。
今年は10年ぶりに新潟市で結構大きい会が開催されるので、新潟県建築士会は気合が入っています。
(若干もう疲れてるっぽい)
私も10年前大役を任されてすごいプレッシャーと戦いましたが、それで得るものも大きかったです。
是非、今年参加する若手建築士にも色んなものを得てもらいたいと思います。
さて、この総会の前に開催された講習会で、毎年旬な建築基準法関係の説明が行われるのですが、今年は省エネ法義務化の件でした。
正直、省エネ基準なんてとっくにクリアしているし、申請も毎回行っているのである意味法改正は他人事的なとらえ方でしたが、
資料を見てびっくり。
義務化された際の手続き・審査の説明資料で、
審査が容易な場合は適判不要と書いてあるじゃないですか。
え?って思いました。
っていうか、若干声も出ました。
私は普段省エネに関する計算は比較的詳細な方法で行っています。
というのも計算方法がいくつかあって、断熱施工や計算になれていない事業者向けに計算もほとんどない超簡易な適合確認の方法があるんですけど、
それについては審査しないよって。
まぁ、超簡易な方法は計算そのものがないので、確かに適合確認をしてみようがないから当たり前の話しなんですが、
それだとやりたくない人ほど逃げやすい法律になっちゃいます。
改めて文字で見ると、
ただのザル法です。
(ちなみにこのことはすでに昨年発表されているので、私はいま大分古い情報を語っています)
ちなみに、その超簡易な確認方法はいつかなくすよって言ってたんですよ。
なくすなくす詐欺じゃん。
どこかから圧力あったのか知りませんが、これで2年後にはどの会社も省エネ基準適合!
家中暖かい家とか言っちゃうんですよ。
ある意味、省エネ基準適合!とか言っちゃうことがリトマス試験紙みたいになるんだろうなって思います。(言えば言うほど、やってないって言うのがバレちゃう法則的な)
私は普及を諦めませんよ。
ということで、新住協( 新木造住宅技術研究協議会 新潟支部)でも、ミニストック-04の見学会を開催することになりました。
まぁ、ここの会員は皆さん私よりもすごいことやってる方たちばかりなんですが、こんなことしたよっていう発信をして皆さんの目に触れる機会を増やしたいと思います。
そして、皆さん直接目に触れる機会は6/10(土)となっています。
7月上旬には引っ越しが終わって、それ以降はモデルハウス的に常時公開する予定ですが、空っぽの状態と荷物が入った状態を見比べることができる貴重な機会です。
小さい家ってどの位荷物が入るんでしょうね。
見学会の詳細はこちらからです。
よろしくお願いします。
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