native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-10(lab)】2か月待ち-グランドピアノがある小さい家-

2020-06-02 20:19:30 | ministock-10(lab)
日本中のメーカー在庫を使い切ってから早2か月。

ようやく資材メーカーから材料が出荷されて、鋼板メーカーに加工してもらって、無事現場に搬入されました。
そして、現場で職人さんにさらに細かい加工に入ってもらいます。

そんな苦労して手に入れた板金も、ほぼ受注生産扱いの色と寸法なので、今回のメーカー在庫も私が全部使い切る予感です。

あーっ。

道路正面の板金が違う!

とかわざとらしいですね。

そう、先日もご紹介した通り、外回りはすでに8周していて、9週で板金屋さんが登場して、ラスト10週目は大工さんが入ります。

道路面だけ。

その他の面は9週でゴールです。

それがこちら。

貴重なグレーの縦張りです。

日差しが強すぎて足場の陰で何がなんだか分からない状態ですが、よーく見ると期待した設計通りの結果に。
つーか、最近ホント暑いですね。
じめっとしてるし。


でも、2階の窓はちゃんと軒の影に覆われていて、直射日光を避けています。(これは朝の9:00に撮影。よって、日中はもっと影が大きくなります)

1階の窓は外付けシャッターを付けるので、夏場の嫌な日射とは無縁になります。

よって、大工さんも順調すぎるほど順調。
大工さんには内緒にしていた山場となる場所が無事終わりました。


ぱっと見、どこ?と思われるかもですが、
正真正銘、今日大工さんから「ヤバかった」って言われました。

私の予想通り。(何の自慢?)

問題の場所は、写真上部にある鴨居

長さも尋常じゃありませんが、右と左で壁からの出入り寸法が違うのに「トメ」にしないとだし、真ん中の柱もわざと微妙にずらしているので、基準線が見つけにくいという超いやらしい場所。(見学会でご堪能下さい)

私がこの場所の図面を描くのにすごい時間かかってるので、これは作るのヤバいぞと分かるんです。

いやぁ、でも大きな山場が過ぎました。
一安心。

あーっ、まだ大工さん悩んでる。

大小色んな山を取りそろえているネイティブディメンションズです。
全ては暮らしやすさのために。



コメントを投稿