日本の歴史ある文化と新しく入ってきた西洋の文化が入り混じって、時代の流れを感じることができる本です。
今の住宅の多くは、戦後に生まれた新しい住宅の文化に沿ったものだと感じています。長い歴史の積み重ねではなく、焼野原に新しく生まれた住宅です。つまり、元々の日本の文化の本流には乗っておらず、そこから分かれた支流の文化が育っちゃっているような。
本流の流れを汲む住宅の設計を心がけ、残していきたいと考えている私にとって、大変参考になる本でした。
また、この本を読むことで、本流の文化を汲む建物が、多くの設計士の手によって今も作られている事が分かります。
戦後と戦前の住宅の違いを例えるなら、
「平均」と「普通」の違いというところでしょうか。
画像の色が悪いので赤に見えますが、実際は真ピンクです。
キーボードの隙間に埃が入らないようにするカバーなんですが、シリコンの為、指の滑りが悪く、タイピングに慣れるのに時間がかかりました[E:sad]。
ほんと最初は「使えねぇ」と思いましたが、努力が実を結んでくれました[E:sweat01]