native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

コレヲテンセグリティトイウンダゼ

2016-07-06 14:17:39 | 建築士会
2月にご紹介したテンセグリティですが、今週末(10日)にいよいよ古町モール6にてイベントを開催します。


是非、ご家族で遊びに来てください。

さて、このテンセグリティは前にもご紹介した通り、圧縮と引っ張りがバランスよく配置されれば幾通りも作ることができます。
前回はトラス構造と紹介しましたが、トラストは違う概念のようですね。
トラスは引っ張りと圧縮が釣り合う単純な幾何学要素とすれば、テンセグリティは部材を極限まで減らした時の最適形状が定義とWiki先生がおっしゃっていますので、よりストイックな概念ですね。

かっけーぞ。

そして、テンセグリティはもちろん建築分野にも取り入れられています。

(引用先) 

とか、


めちゃめちゃかっこいいんだけど。

いつか、テンセグリティのシャンデリアとかオブジェ作ってみようかな。

まぁ、近々の夢ではなさそうですが、概念的なものがつかめればパターンはいくつか増やせます。

これは、イベントで皆さんに作ってもらおうと思っている圧縮材(木材)を30本使ったテンセグリティ。

1回作るとなるほどと思うのですが、5本を1組として、これを6回くみ上げると30本使うことになります。
5本×6回だから30本。

つまり、


2本を3回組むと6本のテンセグリティができて、


3本を4回組むと12本のテンセグリティができます。

と、いう事は

4本を5回組めば20本のテンセグリティ。

もうパズルゲームですね。
どこを支点にすればバランスが取れるかっていうのを、想像しながらくみ上げていきます。
何とかここまでは解きました。

完全に構造力学。
職業柄でしょうか。めちゃめちゃ面白い。

この調子で6本を7回組んだ42本のテンセグリティにただいま挑戦中。

なかなか手ごわいです。
頭柔らかくしてチャレンジです。

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