原子力発電の停止や廃止を求めるデモや活動が各地で行われています。
しかし、結局のところ原子力発電を止めるには、私たちが生活を見直して使用電力を抑える暮らしに切り替えなければいけません。
電気は使いたいけど、原子力はやめてでは説得力ありませんし、電力会社も、「あなた方が使うからでしょ」といい訳にしやすくなります。
では、原子力発電が必要なくなるにはどのような日本になる必要があるのでしょうか。
例えば、エネルギー・環境会議での議論を紹介すると、
現在90万戸に設置されている太陽光発電ですが、1200万戸に増やさなければいけません。つまり、新築住宅だけでなく、既築住宅にも積極的な設置が必要になります。
新築住宅では、全棟省エネ基準の適合が必須になります。
住宅だけではありません。
新車販売の7割が次世代自動車、6割が電気自動車でなければいけません。
自動車の総数は3割が電気自動車である必要があります。
効率の悪い設備機器は規制対象や販売禁止にする必要もあります。
エアコン以外の暖房器具の販売禁止や、
性能の低い賃貸ビルや住宅の賃貸制限。
重油ボイラーの使用禁止。
とっておきは、
中心市街地へのガソリン自動車の乗り入れ制限なども挙げられています。
そこまで努力しないと原子力発電はなくならないまでになっています。まぁ、人が多すぎると言うか、便利すぎる世の中というか・・・。
発電を見直すと言う事は、暮らしを見直すと言う事です。
気が引けますか?
面倒臭そうに思えてきましたか?
ネイティブディメンションズは、そこまでの見直しをに取り組みやすくする住まいや生活を一緒に考えて、提案する設計事務所です。
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