native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

建築材料の品質

2017-04-18 21:40:50 | 建築構造
ネイティブディメンションズのデザイン的なテーマは「普遍的であること」です。

将来にわたって、なくなりにくい材料でデザインする。
時代に流されない見た目と容易なメンテナンスとするためです。

「なのに!?」という反応もありそうですが、ネイティブディメンションズの構造材は集成材を使用しています。
杉や松の製材を使った方が普遍という言葉に合っていそうですが・・・。

もちろんそうですが、私の理念よりも優先させていることが法令順守。

建築基準法第37条には、建築物の主要構造部には日本工業規格または日本農林規格に適合するものと記載されています。
日本国内に流通している集成材は、そのほとんどがJAS認定品です。

その証拠に、












構造計算により算出された強度を満たす材料を仕入れるために、製造者がすべて違っていますが、そのすべてに「JASマーク」がついています。

木のぬくもりという点での普遍性というよりは、計算通りという普遍性を構造材では優先しています。




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