「多趣味の小さい家」王様の気まぐれ

フローリングを張る工事が始まりました。

今回はアンドウッドさんのフローリングを採用しました。

樹種はフローリングの王様オーク

私も大好きなので自宅はオークです。

っていうかミニストックｰ01からオークです。

ネイティブディメンションズでの採用率はNo1

王様の風格ここにありっていう感じです。

とはいうものの王様と言われるオークは実は節のないオークが一般的で節ありのオークは今まで敬遠されてきました。

しかも、オークは濡れた感じに仕上げることで木目がバッと浮かび上がり、その評価をさらに高めていたんですが、

ネイティブディメンションズがひたすらに採用してきたのは

「節あり」

「無塗装」もしくは

「無塗装風仕上げ」

王様の失礼に当たるのかもしれませんが、10年以上これが好きで使い続けてきました。

そして王様はこんな僕たちも裏切らない

例え変な使い方をしていても、オークがオークたる所以は必ずどこかに現れます。

相変わらず木村さん丁寧だなって眺めてたんですけど、しばらくしたら手元には目がいかなくなってフローリングの木目柄に釘付けになってしまいました。

こんな木目、印刷とかでは出せません。

何十年と森の中で育つうちに、私たちの知らない何かがあって、それが今目の前に現れたんです。

自然ってこんなことを分けてくれるんです。

住まいの一つ一つに背景のある材料を使うことで、いつでも住まいと会話ができます。

それを工事した職人さんの息使いもその材料に吹き込まれていることでしょう。

住まいも一つ一つに表情がある家族と思って接していただければと思います。